2021.10.05
「社会を明るくする運動」オーバーへイム容子が大阪矯正管区より表彰
ワンネス財団副代表のオーバーへイム容子は、和歌山ま刑務所からの要望を受け、2015年5月より特別改善指導、薬物依存離脱指導の一環として、薬物使用の受刑者に対して定期的な講義を行ってまいりました。
この度、受刑者が薬物依存から回復するための指導に貢献した「社会を明るくする活動」として、大阪矯正管区長の宮地重光氏より表彰を受けたことをご報告いたします。
現在、下記テーマに沿って
1グループ3回に渡る講義を行っています。
①薬物再使用に関する自己洞察
②薬物依存からの回復
③再使用防止のための方策
<オーバーへイム容子よりコメント>
私自身も元依存症者であることを最初の自己紹介で明かし、過去について話すと参加者は興味を持って話を聞いてくれます。
再犯を繰り返しているだけに最初は不安や諦めの気持ちが強く、なかなか前向きに未来を見て!というメッセージを届けるのは難しいですが、回を重ねることで少しずつ心を開いてくれ、最終回には名残惜しさまで感じるほどになります。
私自身、当初依存症や生きづらさはあっても、自分自身の人生を大切に歩みたい、そんなふうに思えるようになった自分が好きですし、何より「生きていて良かった」と心から思っています。
薬物に依存する方のほとんどは、何かから自分自身を守るための対処法として薬を使ってしまいます。新たな対処法に出会うことができれば、必ず依存を脱却することができます。
今後も薬物依存や生きづらさを抱えた方々に寄り添い、生きがいを持った生き直しのサポートに尽力してまいります。
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