2018.11.20
フラワーガーデンの仲間たちの想いを形に ~橿原市ふれあい・いきいきまつりに参加~
今回の活動ブログは、依存症や生きづらさを抱えた女性たちのための回復支援施設「フラワーガーデン」から。
先月、地元で開催されたバザーへの出店に向けたチャレンジの様子を、スタッフの日下はるかがレポートします。
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フラワーガーデンスタッフの日下です。
秋が深まり、今月も末になります。
今年もあっという間!と言う感覚です。
1年が早く感じるなか、それだけ毎日仲間たちと充実した日々を過ごせていることにとても感謝です。
先月(10月21日)に、フラワーガーデンのある橿原市で開催された、「橿原市ふれあい・いきいいまつり」のバザーに今年で3回目となる出店をしました。
わたしは、初回からこのバザー出店に参加させてもらっていますが、毎年毎年、仲間たちと相談して、夏ぐらいから手作りの品を製作と試作を繰り返し、当日のバザーに出品していました。
初回は、フラワーガーデンの利用者としての最後のステージ(3段階)で、製作と出店に参加させてもらい、2回目は、製作と試作を仲間と取り組ませてもらいました。
そして今年、3回目の参加となった橿原バザー。
同じく、2回目という仲間も、もちろんいるので、去年はどうだったか?の振り返りから、今年は何を作りたいか?という話し合いを、夏の暑い時期から始めました。
一人一人、「出来ること」、「出来ないこと」、「やってみたいこと」は違います。
そこも考慮しながら、今年の出品は、アクリルタワシ、アイロンビーズアクセサリー、絵葉書&栞。
そして食品は、手作りのラスクに決まりました。
施設プログラムの全体ワークの時間を橿原バザーの製作に当て、約2ヶ月にわたり、一人一人が先生となり編み物を教えたり、看板の製作を協力したり、ラスクのレシピを調べたり…と、一人だけでは到底無理なことが、仲間がいることでとても捗りました。
何かひとつのものを作る時、大勢の人の力は凄いな…と私自身も感じました。
色んなアイディアが出ることの、楽しさや発見。
意見の相違があっても、「どういうことだろう?」と、興味を持つこと。
たくさんの知恵と得意技を生かした3回目のバザー。
わたしは、過去にディスプレイの仕事をさせてもらっていたこともあったので、今回はバザーのディスプレイに力を入れました。
売り子をしてくれる元気な仲間。
来てくれたお客様に、丁寧に商品の説明をする仲間。
散らばった商品を綺麗に並べ直してくれる仲間。
製作もそうですが、バザー当日も、それぞれの特性を生かして取り組みました。
毎回思うのですが、集団で何かをしていくことにとても抵抗があったのは、「わたしはこれしか出来ない」「これを言ってはいけない」…等、遠慮してしまっていたからだと思いました。
それぞれのやりたいことが形になり、目に見えての成果を感じた、今回の橿原バザー。
…既に、来年はどんな物を作ろうかな?と考えていたりします。
バザーに足を運んで下さった皆さま、ありがとうございました。
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