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依存症とは
「依存症」とは、アルコール、薬物、ギャンブル、インターネットゲームなど、特定の物質使用や行為をくり返すことで、それが身体的、精神的になくてはならない状態になり、自分ではコントロールができなくなった結果、自身を傷つけ、周囲を巻き込むなど、社会活動が困難になる問題です。
本人は「やめたくてもやめられない」状態に変化をしており、特定の物質や行為を「よくないことだ」とわかっていてものめりこんでしまいます。
自己流では解決が難しいため、専門家によるサポートが必ず必要です。
依存対象は様々でアルコールや薬物などの「物質」、ギャンブルやインターネットゲームなどの「行為」、異性やDV、共依存などの「人間関係」などに分類されます。
こういった依存傾向が強まると、多くの場合で「社会生活に問題を起こす」状態になり、仕事や対人関係など社会生活、家族間でのトラブルが増加する傾向にあります。また社会的な犯罪の背景に、依存の問題が存在していることもあります。
日本国内の近年の状況は、各種報道で依存症について取り上げられる機会が増え、国や地方自治体における対策が進むなど関心が高まっています。それに伴い依存の問題を抱える方が顕在化し、社会がより複雑化していく状況のなかで今後問題を抱える方が増加するおそれもあります。よって、「なぜ依存していくのか」という背景を医学的のみならず心理社会的にも的確にとらえた依存症対策が求められています。
依存症は正しいケアとサポートを受けることによって、回復することが可能で、かつて自身が望んでいた生き方や、それ以上の生き方ができるようになります。
また問題行動によって壊れてしまった家族や周囲の方との人間関係も修復でき、社会復帰を果たすことも可能です。
依存症の種類と対象
※依存の種類が1つだけとは限らず、図の円が重なるように、2つ3つと複数の依存が合併する場合もあり、クロスアディクションと呼ばれています。
