依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

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3月20日は「国際幸福デー」です。

~ワンネスグループのアクション~

皆さんは、3月20日が国連の定めた
『国際幸福デー』
であることをご存知でしょうか?

国際幸福デーとは

2012年に国連が定めた「国際幸福デー」(International Day of Happiness)は、物質的な経済成長ではなく、人類の持続可能な発展、貧困撲滅、幸福の追求のためには、より公平でバランスの取れた成長が必要だと、国民総幸福量(GNH)を国民総生産(GNP)よりも重要とするブータンの提唱により実現されました。

国際幸福デーロゴ

皆さんにとっての「幸福」とは何でしょうか?

私たちワンネスグループは、全国の施設を利用するクライアントの皆さんが、
そしてスタッフの多くが、かつて、何らかの「依存症」を経験しました。

そのような経験者の視点から依存症について考えた時、
病気(精神疾患)という視点ではなく、新しい視点が生まれました。

あの時、私は「幸福」だったのだろうか。
私は、いま「幸福」だろうか。
私は、どこかで「幸福」になってはいけない、そんな心の壁はないだろうか。

依存症治療共同体(TC)である、私たちワンネスグループは、
共同体全体、そしてその中にいる一人ひとりの幸福度を高めていくため、
ポジティブ心理学についての学び、学びの実践をはじめました。

ポジティブ心理学の創始者であるマーティン・セリグマン博士は、幸福な状態を構成する5つの要素「PERMA」を提唱しています。

「依存症者は生涯依存症者だ」

「自身の人生をコントロールすることはできない」

「本人も、私たち家族も、制限された人生を歩むことしかできない」

そのような考え方から、

「自分の人生をコントロールできる」「人生をデザインすることができる」

ポジティブ心理学から得られるものは、ワンネスグループに新しい風を吹き込ませています。

依存症治療共同体(TC)である、私たちワンネスグループは、 共同体全体、そしてその中にいる一人ひとりの幸福度を高めていくため、 そして、自身の周りの人たちから地球全体へと波及させていくことを目指し、 ポジティブ心理学についての学び、学びの実践をはじめました。

3月20日 ワンネスグループは・・・
幸福について学びを深める一日になります。

今年の『国際幸福デー』に合わせて、全国各地のワンネスグループ施設では、クライアントとスタッフたちが幸福について様々なテーマで発見し、学びを深めていく特別プログラムを実施します。


  • 「心理的安全性」
  • 「自分の人生、命に対するオーナーシップについて」
  • 「家族のWell-being(ウェルビーイング)」
  • 「Happiness」
  • 「意図の力」
  • 「 I・K・I・G・A・I 」(いきがい)
  • 「ポジティブ心理学におけるレジリエンス」

これらのテーマについて、チーム毎にクライアントやスタッフたちが協力して文献を調べ、ディスカッションを実施。そのテーマを実践していくための手段、そして治療共同体内や社会全体に波及することの効果、結果などについてまとめ上げ、プレゼンするエキシビションタイムを午前から午後にかけてネット会議システムを使って行います。