ワンネスグループは、依存症についての理解を深め、対処や再発防止についてのアイディアを提供する「依存症を知るセミナー」を全国各地で開催しています。
セミナーでは毎回テーマを設け、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存対象別の具体的な内容、女性や若者、高齢者など年代や性別による課題、そして最新の話題に関連した内容など、様々な側面から依存症の問題を取り上げています。
今回は特別編としてアメリカの世界的に有名な依存症治療共同体『アミティ』スタッフの来日に合わせワンネスグループ各施設でも取り入れている世界水準のプログラムをワークショップ形式で3回にわたりお届けします。
依存症でお困りのご本人やご家族はもちろん、医療、福祉、司法、行政など依存症問題に関わりを持つ様々な職種の皆さま方、依存症に関心をお持ちの方など、皆様お誘い合わせの上ご来場下さい。
本フォーラムでは、アメリカ・アリゾナ州を拠点として薬物依存症を中心とした依存脱却ならびに社会復帰を支援する治療共同体「アミティ」より、現在、女性向け外来施設でデモンストレータ(アミティ内部の役職名 日本におけるカウンセラー)を務めているララニー・ペットウェイ氏を迎え、アミティにおける治療共同体の取組みや効果について講演いただくほか、奈良県橿原市の女性依存症者の治療共同体「フラワーガーデン」施設長のオーバーヘイム容子から活動報告させて頂きます。
また、アミティとフラワーガーデンをはじめとするワンネスグループの連携について報告させて頂きます。
ワンネスグループは、依存症に関する国際組織である「世界治療共同体連盟」ならびに「欧州治療共同体連盟」に加盟する団体です。また、ICCE(国際アディクション専門職認定教育センター 本部:スリランカ)、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会 本部:アメリカ)など外国の諸団体で実際に提供されている先進的なプログラムを取り入れています。
現在、一般社団法人ガーデン、一般社団法人セレニティパークジャパンを中核に、奈良、沖縄、名古屋などで依存症回復支援施設、家族の相談窓口「日本ファミリーインタベンションセンター」を運営しています。また、セミナーや講演会、各種ワークショップ開催を通して、依存症の予防啓発、早期発見・早期対処・再発防止に寄与しているほか、生きづらさへのアプローチや命を大切にするための活動を行っています。
アメリカ・アリゾナ州を拠点とする依存症回復支援のための非営利団体。依存症における「治療共同体(Therapeutic Community)」という概念を生みだした、専門支援の草分け的存在であり、業界においては世界的に有名です。
ワンネスグループでは、スタッフが研修に『アミティ』を訪問した2010年より関係を深め、毎年、お互いに交流を行うとともに、依存症回復における最先端のノウハウを学ばせてもらっている。
アルコールや薬物、ギャンブルなど、今、依存症は社会問題として取り上げられるようになりました。
依存症に苦しむ女性も増加しています。このような社会背景を受け、2014 年6月奈良県橿原市に、日本で初めて治療共同体メソッドに基づいた、女性のためのリハビリ施設『フラワーガーデン』を設立いたしました。ワンネスグループは依存症回復のエキスパート集団です。依存症から必ず回復できると確信し、スタッフや仲間が全力でサポートしています。
『フラワーガーデン』は女性スタッフを中心にした、安心できる環境であり、病気の自分をかわいそうと思うのではなく、回復の過程で女性らしさ、人間らしさを引き出して、もう一度自分を好きになれるようサポートする、愛があふれる場所です。