


依存症で苦しんでいるご本人には、依存対象から離れて暮らしを続ける方法や考え方を、回復プログラムや仲間との生活の中で学んでいただきます。また今までの家族との関係を見直し、時間をかけて再構築できるようにサポート、社会や家庭に戻っていけるよう支援します。施設での生活にはルールはありますが、個人を尊重したものであり、自炊などの生活そのものを楽しめるように心がけています。施設での生活にネガティブなイメージを抱いている方もいらっしゃいますが、オープンで大らか、心を通わせながら、季節感を大切に生活をしているのが『フラワーガーデン』の最大の特徴でしょう。

日々のイベントを大切にします。クライアントの誕生日はとくに大切に。「生まれてきてくれてありがとう」の思いを込めたアットホームな誕生会。

スタッフとクライアントと一緒に、プログラムの一環として外出し、リフレッシュ。メリハリのある生活を心がけています。

日中は施設でさまざまな回復プログラムを学びます。今までの自分をふり返り、依存対象に頼らない生き方を身に着けます。

もともとはクライアントだった2人ですが、回復を遂げ、今ではスタッフとして支援する立場でがんばってくれています。

依存症はご本人だけでなく、家族全体で受けとめていただき、回復へ向かうことが大切です。すでに当事者によって傷つき、疲れ果てているご家族にも、心の回復が必要です。私たちはご家族のための回復プログラム「ファミリー・ダイナミクス」をもとに、ご家族と一緒に学ぶセミナーを開催しています。

依存症で苦しむ方を持つご家族にも、病気について、また支援の方法について学んでいただきます。家族の会を設け、依存症の苦しみの中で疲弊しているご家族のケアも大切にしています。

ナビゲーターのマキ、大好きなお母様と。命を落とす寸前まで自分を傷つけてしまったマキをなんとか救おうと、お母様が依存症について懸命に学び、回復支援施設へつなげました。私たちの活動をいつも応援してくれている、今はみんなのお母さんです。
子どもたちにとって、大切なお母さんがもしも依存症になってしまったら…、彼らは私たち大人が思っている以上につらい思いをしていることでしょう。依存症の親を持つ子どもたちへのケアやサポート活動も行っています。

「女性と依存症」をテーマにしたセミナーや講演会を、各地で行っています。また女子刑務所や少女苑での予防教育や、高校などでの講演も行っています。最近ではスタッフがメディアで取り上げられることが増え、フラワーガーデンの活動が認知していただけるようになってきました。

地域の保護司研修会において、講師としてお話させていただきました。少年・少女院や刑務所に赴いて依存症についての講演も行います。

家族の姿を深い視点で描いた映画『うまれる ずっと、いっしょ。』の自主上映会を全国各地で行いました。多くの方と家族の意味について学ぶ時間を共有することができました。

フラワーガーデンの地元、奈良の奈良文化高校で、全校生徒380人の前で講演させていただきました。右はその新聞記事です。

関西のローカル情報番組に依存症回復支援の専門家として出演させていただく機会が増えました。どの番組の方も関心と共感を持ってくださっていることを感じます。

依存症は女性が抱える生きづらさのひとつにすぎません。貧困やDV、いじめや性被害、性的搾取など…、今、社会問題としてさまざまな困難の中、生活を余儀なくされている女性が多く存在しています。全国にある相談機関、支援機関やさまざまな立場の支援者が連携して、サポートのネットワークを充実化しています。

作家の瀬戸内寂聴さんや、前厚生労働事務次官の村木厚子さんらが発起人となって、さまざまな生きづらさの中で、過酷な生活を強いられている若い女性を救おうと立ち上げられたプロジェクト。全国で支援活動を行う、団体や活動家が賛同し、問題にスムーズに対処できるよう連携を強化している。フラワーガーデンも参加、多くの方々との出会いがさらなる活動の広がりを見せている。

貧困やDV、いじめ、性的搾取などの問題により、行き場を失い、街をさまよう女子高校生たちに、安心できる場所を提供し、信頼関係を大切にしながら支援を続ける団体。代表の仁藤夢乃さんは自身も10代で、少女たちと同じ経験をしたことから、支援を決心し、行動を続けている。フラワーガーデンとは、若草プロジェクトを通じてつながり、2016年8月に開催したフラワーガーデン2周年記念フォーラムでは講演を行ってくださった。

フラワーガーデンは2014年6月に奈良県で設立された、治療共同体メソッドに基づいた女性専用依存症回復支援施設です。
依存症に苦しんだ女性が、仲間とともに生活をするなかで、依存対象から離脱し、「自分らしさ」を大切にした自立を目指しています。
クライアントの方、たくさんの笑顔が花開く、心の拠りどころでありたい、また私たちの元を巣立った後も『フラワーガーデン』の存在がその方の中で、花を咲かせていてほしい。
そんな思いで日々を送っています。ここでは写真を中心にフラワーガーデンでの生活をご紹介します。

治療共同体(TC:Therapeutic Community/セラピューティックコミュニティ)とは、様々な使われ方をしますが、「責任が伴った共同生活を通して、人間の行動様式を改善する事を目的とする共同体」という定義づけができます。依存症において有名なのはアメリカ・アリゾナ州にある治療共同体『アミティ』であり、日本でもアミティモデルを取り入れた回復施設や矯正施設があります。フラワーガーデンだけでなく、ワンネスグループ全体がこのメソッドに基づいています。
治療共同体では、傷つけられる恐れを抱かずに自分の考えや感情を表現することと同時に、同じ場所で暮らす仲間の安全を尊重しお互いに助け合うことを学んでいきます。また、自分の感情に気付き、理解・表現してく能力を「エモーショナルリテラシー」と呼び、これを高めていくことをプログラムの根本にしています。依存対象を使って生きざるを得なかった本人の心の中にある「生きづらさ」を解消していくことが、結果的に止め続ける力になります。
依存から回復し続け、健康的な生き方を手にするためには、同じ目的を持った仲間たちと、回復プログラムを取り入れる事が効果的です。我慢して止めるのではなく、自身の心が成長することで、依存対象を使用する動機が薄くなり、ふと振り返ると止めている期間が続いている…。フラワーガーデンは、このような専門的プログラムが受けられる回復支援施設です。


プレジャーにて・・・太陽を浴び、健康的です!

フォーラムの展示物作成(アイロンビーズ)一人ひとり想いを込めて作成しました

仲間と一緒に日向ぼっこ、ゆったりとした時間。自然を感じて、自身を癒していきます。

ゴースキーメソッド(再使用防止プログラム)研修

総理大臣夫人、安倍昭恵さんが視察に。帰り際は一人ひとりと握手をしてくださいました。

クライアントが施設を卒業。みんなでお祝いしました。しりこだまちゃん卒業(卒業生第2号)

FGフォーラム(一般社団法人Colabo仁藤さんと一緒に)

ワンネスグループダイバージョンセンター所長 菅原直美先生と(FGフォーラムにて)

フラワーガーデンフォーラムにて、Maki。

毎日の食事は、当番で手作り。みんなで作ってみんなで食べる食事はおいしい!!

予算の中でやりくりして食事を作ることは、退所後の自分の生活にも役立ちます。

地元のパワースポット、大神神社にて。みんなの回復を祈願して。

若草プロジェクトにて 瀬戸内寂聴さんと

ICCE(国際アディクション専門職認定研修センター)講師と一緒に。

フラワーガーデンフォーラム前のオーバーヘイム容子代表と、スタッフのゆみさん。

近畿・中部地方で唯一の女子少年院『交野女子学院』へ。

交野女子学院でも、少女たちとの出会いがたくさんありました。

アメリカの依存症治療共同体『アミティ』より、ララニー・ペットウェイさんが来日。

ララニーさんから、直接、プログラムの手ほどきを受けました。

クライアントのお誕生日祝い。たくさんの仲間の誕生日を祝えることは幸せなこと。

みんなで海へ遊びに行きました。みんな一緒だから、回復の道を歩むことができます。

私たちの活動が少しずつ広がり、フラワーガーデンに仲間が増えるようになりました。

女性ミーティングの時に使うサイコロ。これを使っていろいろなトークを行います。

女性の生きづらさを考えるミーティングを開催。さまざまな生きづらさと向き合います。

新しいクライアントを迎える時には、歓迎会を開き、私たちの思いを伝えます。

ウィッシュリストを作成し、少しずつ自分の目標を達成することで自信をつけていきます。

毎月、それぞれが、月間目標をたてます。その目標を大切に日々を過ごします。

フラの先生のほがらかさにいやされました!! みんなでダンス!ダンス!

身体を動かすプログラムでフラダンスをしています。心地よい汗をかいてリフレッシュ!!

私たちはたくさんハグします。人のぬくもりを感じることは、心の安定につながります。

ワンネスグループの矢澤代表によるワーク。沖縄のワンネス施設にて。

フラワーガーデンの清掃風景。毎日の生活を大切に行うことを心がけています。

町内清掃に参加しました。地域の方と積極的に交流しています。

フラワーガーデン2周年フォーラムに向けて制作した掲示物『心のリンゴ』。

ブルーは心を落ち着かせてくれる色。フラワーガーデン案内動画のワンカットより。

ジョギングする代表の容子。汗をかく運動は心と身体のプラスの作用をしてくれます。