2020.08.05
ワンネスの里農園 季節の便り 『イチゴづくり 次シーズンへの準備が進んでいます!』
今回の活動ブログは、農業を通した回復成長、雇用創生の場「ワンネスの里農園」から。
スタッフの溝辺明朗が、次シーズンの準備が進んでいるイチゴ農園の様子をレポートします!
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8月に入り、所によっては40度を超える猛暑の日が続いています。
皆さまも体調管理には十分にお気をつけ下さいね。
ワンネスの里農園では、新型コロナウイルス感染予防対策や熱中症対策をしっかり取って、クライアント・スタッフみんなが協力して作業に勤しんでいます。
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最初は野菜と養鶏を携わる農園2か所の様子ですが、夏野菜のトマト、万願寺唐辛子、ピーマン等の収穫、梱包、販売作業と養鶏の鶏たちの餌作り、餌やり、飲み水の交換等の作業は毎日の日課になっています。
鶏の飲み水もこの時期は、朝に入れ替えてもあっという間温もりますし、鶏たちも水浴びをして雑菌が繁殖するのできめ細かい交換や継ぎ足しが必要になります。
(新しい仲間・・・ヒヨコたちも仲間入り!)
こうしてクライアントさんとスタッフが協力して商品になった野菜や卵は、道の駅や、野菜直売所、教会販売、また家族会(ワンネスファミリーグループ奈良 ※現在コロナウイルス感染拡大の影響で休会しオンライン開催に変更)などで販売をさせていただき好評をいただいています。
稲作の方ですが、稲株の分けつですが順調に進んでくれていますが、茎が例年より少し細く今年の長雨の影響が出ているようです。それでも稲穂が出て秋の実りの予感をさせてくれています。8月、9月の日照時間が少しでも多いこと祈りたいとおもいます。
詳しい様子については、ホームページの農業ブログ(座の里からの便り)を読んでいただけると嬉しく思います。
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次にイチゴ農場の方に目を向けていきましょう。
今のイチゴ苗の状況ですが、親株から育ってくるランナーを子株に育てる為に「ランナー刺し」という作業が有り、今回は少し細かくリポートをさせていただきます。
イチゴの株からはランナーという次の子孫を残すために蔓の様な物が、何本も生えランナーの先に葉が生え、葉が日光を求めるようにランナーがくの字の様に曲がり立ち始めます。
くの字に曲がった外側の所に鬼の角の様に2つの凸が出来ます。それが根になりどんどん地中に根が張っていきます。
直に土の上で育てると、イチゴの苗は誰にも教わったわけでは無いのですが、人の手を借りずにそのまま育ち立派なイチゴの株と育ちます。
自分達はポットというビニールで出来た植木鉢で育てて、本田に定植する為あっちこっちに伸びているランナーを土の上に置いて固定をしてあげないといけません。
ランナーも傷つきやすく折れやすいし、角も少しでも生えていたら土に刺していきますので、この作業も緻密で細かい作業になります。
この作業は画像を見てもらえるとわかると思いますが、並べられたポットに全て刺していきます。今年のイチゴの株の量が相当な数であることも見て取っていただけると思います。
イチゴの株のも野菜たちや稲株と同じく、今年の日照不足で成長が少し弱く、子株の数を全てのポット数に合うように天気にお祈りをしています。
きめ細かい手入れとランナー刺しを全員一丸になって、定植までには元気な苗を作りたいと、勤しんでいます。
本田の方では、設備の脆弱な部分の1つ各ビニールハウスの間の溝が浅く、ビニールハウス内に長雨や豪雨が降ると水が浸入する為に溝を深くするため溝切の作業をクライアントさんとスタッフが力を合わせて環境を整えています。
全ての作業はクライアントさんとスタッフが力を合わせて作業を進めることで美味しい苺が育つのだと再確認して、自然の力の偉大さと、助け合いながら人は生きていく事を学んで依存物質に頼らなくても生きていける事を共感しながら回復を楽しんでいます。
依存問題や生きづらさなどで苦しむご本人、ご家族の方へ。
自然の力、農作業を通した学び、農園メンバー同士のリレーションシップなどを通して、その人自身の内面の豊かさを育てていきます。
こうして力を合わせながら、前向きに一緒に楽しみながら歩んでいきませんか?
今回のレポートはこれにて終了とさせていただきます。次回も宜しくお願いします。
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