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依存症かもしれないと
はじめに
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あなたへのメッセージ
薬物への依存に悩むあなたへ
ワンネス財団共同代表 伊藤 宏基
このサイトにたどり着いた方へ
もしあなたが、依存症かもしれないと不安だったり、現に依存症で苦しんでおられるなら、この出会いは、何かのきっかけになるかもしれません。
ワンネス財団共同代表の伊藤宏基です。
大切で、愛おしい自分の人生を生きています。沢山の人たちと支え合いながら、生まれ変わった毎日を過ごしています。自分を見捨てず、自由の本当の意味を知り、回復の奇跡に感謝しています。
過去は薬物やアルコールに人生を支配されている時間を、約10年続けてきました。薬物を手に入れること、使うことそれだけに自由を奪われていました。周りの人を散々裏切り、傷つけ、そして自分を見捨てて生きてきました。
~同じような経験や感情をあなたも持っているかもしれません…
このままでは、もう生き方がどうにもならないと…。~
そんな時、自分はやめるための方法をいくつか試しました。薬物の種類を変える、仕事を変える、住む場所や付き合う人を変える…自分が変わるのではなく、他の人やものを変えることにエネルギーを注いでいました。それでも、薬物は止まりませんでした。少しだけ、マシになった時期はありましたが、もっと酷くなるばかりでした。
出会いが必要でした。薬物使用をやめて生きる回復者と出会い、少しずつ回復の道へと繋がっていきました。そして、頭も身体も心もスピリチュアリティもクリーンで〝今〟を生きています。
回復には、たくさんの痛みが伴います。最初の時期は、一人で乗り越えることはとても困難です。薬物を止めるためには、仕事や家庭や趣味、友人など一度様々なものを手放さなければなりません。中途半端ではどこにも辿り着けません。けれど、決心し身をゆだねることで、考えられないほどの幸福が手に入り、手放したものは必要なものであれば返ってきます。
リスクがあるように思うかもしれませんが、あなたが本当に望むものが手に入るでしょう。薬物やアルコールや、自由を奪うもの、あなたを支配するものを手に入れるわけではありません。あなたの魂が本当に望むものを手に入れるのです。
きっと、誰もが依存症者になりたいと思って生まれてきたわけではありません、幸せになるために生まれてきたはずです。しかし、色々な要因により、依存症になってしまったのなら、意志や根性を出してそこに立ち向かうのではなく、助けを求めて回復を目指すのが最善の方法です。
もう遠回りするのはやめましょう!!
なりたい自分になれないで膝を抱えて生きている人、なりたい自分が何だったのかを忘れてしまっている人、自分を嫌いになって自分を責め、薬でそれを紛らわすしかないと信じている人…。自分を見捨てるのではなく、自分と繋がるのです。そのために、ここに助けを求めてください。
薬物やアルコールをやめ、解決と希望を掴んでください。
ギャンブルやアルコールへの
依存に悩むあなたへ
ワンネス財団共同代表 三宅 隆之
ワンネス財団共同代表の三宅隆之です。
ギャンブル依存症とアルコール依存症の経験者で、今日もギャンブルをしない、酒を飲まない生き方を続けています。今では自由だと思っています。ギャンブルをするも、しないも。酒を飲むも、飲まないも。私は、そのうち「しない、飲まない」ことを選択し続けているに過ぎません。
このページをご覧になるということは、もしかしたらあなたご自身が「依存症」「ご本人」という言葉にピンと来ているからなのかもしれません。そして、もしかしたら今のご自身の状況を何とか変えたいと思っていらっしゃるかもしれません。
かつての私の経験をお話します。ギャンブルとアルコールが自身の手に負えなくなっていた10数年前。あるときに、インターネットで「依存症」と検索したところ、その当時の社会的資源、自助グループ、医療機関、施設などが画面に表示されました。
そうか、そういう場所へ行ったほうが良いかもしれないな…。でも…。まぁ、自分で何とかしよう。
仕事も忙しいし、(自助グループの会場まで)遠いし。ギャンブルのやり方を、飲み方を変えれば良いんだよ。
過今振り返ってみると、依存脱却のきっかけが遠のいた瞬間だったのです。その後は、借金をさらに繰り返し、仕事を続けられなくなり、住み慣れた土地から逃げ、しまいには刑事事件まで起こしていきました。心から血が流れているようでした。とことん酔っ払って、翌朝目が覚めなければいいとも思っていました。
わかっていました。その原因が自身のコントロールできないギャンブルや酒であることが。
止めればいい。けれど一歩を踏み出せず、言い訳をしながら依存は深まるばかりだったのです。
…ここまでの体験を読んでいただき、あなたの心に浮かんだことはなんでしょうか。
私は、苦しむためにギャンブルや飲酒を始めたわけではなく、ましてや依存症者になろうとか、犯罪を起こしてやろうなど考えるわけもありませんでした。その点は、あなたと同じかもしれません。
まさか自分が…問題を抱えているとは思いたくありませんでした。
依存症が自然に解消していくというケースはゼロではないそうです。
しかし、問題を繰り返していることが分かっていながら止められないのなら、自力でなんとか解決しようという考え方から、社会資源などサポートを活用するという考え方にシフトしたほうがよさそうです。
まさか自分が。
でも、そのまさかを感じている今こそ、変化への一歩を踏み出すチャンスかもしれません。
依存を止めて生きることは不安がつきものです。混乱し破綻した人生が、良いものになる訳がないと諦めてもいました。
しかし、私は今を生きていますし、多くの依存症経験者が今を生きています。
だから、あなたにもできるはずです。
回復施設の代表者がこんな事を言うのは変かもしれませんが、回復のための手段は何だって良いのです。
大切なことは、いま、目の前にある手を、あなたが握ることです。
ワンネス財団にできること
① 依存症について知る機会の提供
全国各地で「ワンネス財団セミナー」を開催中です。
セミナー担当スタッフたちも依存症の経験者。一般論だけではなくスタッフたちの経験を通して依存症の実態や解決策を知る機会になります。
終了後には個別相談会を開催。直接スタッフと話ができます。
② 依存症相談の提供
ワンネス財団では、以下の方法で個別相談を受け付けています。
依存症を経験したスタッフ、家族としての立場を経験したスタッフがお話を伺います。
- ◆ 電話… (相談ダイヤル) 0120-111-351
(月曜〜金曜 10:00〜17:00) - ◆ メール… (メール相談) one@oneness-g.com
- ◆ LINE… 下記ボタンから友達登録後、タイムラインに直接相談をお送りいただけます。
- ◆来所… 各施設・各拠点に直接ご連絡いただくか
(相談ダイヤル) 0120-111-351 へ連絡いただき日程調整をおこないます。
③ 依存症回復サポートの提供 <入所型>
ワンネス財団の傘下各団体は奈良・沖縄に入所型施設を運営。依存症(依存している状態)から抜け出して自らの人生をよいものとしていくためのサポートを提供しています。また、依存の渦中で抱えてしまった法的な問題についても、ワンネス財団ダイバージョンセンターの弁護士と連携して対応にあたります。
④ 依存症回復サポートの提供 <オンライン型>
ワンネス財団では、自宅などからインターネット会議システムを使いカリキュラムを受けていただく「オンラインコース」を実施。ギャンブルやネットゲームの問題を何とかしないといけないが、仕事や学校があるから施設入所が難しい…という皆さんへ、定期的にカリキュラムを受けていただきます。フォローはSNSを通じて毎日行い、家族向けサポートも実施します。
⑤ 受刑者のためのライフキャリアスクール
Power to the Prisoners!
仮釈放・満期出所後の元受刑者や少年院出所者に対し、ソーシャルスキルやビジネススキルなどを磨くための入所型トレーニングカリキュラムを提供。受刑者が 自身の強みを活かし、生きがいを持って社会復帰できるようサポートしていきます。
⑥ 依存症の回復を知る会員制動画サイトの運営(有料)
依存症専門のトレーニングを受けたスタッフによる講義をオンラインで視聴できます。(視聴には会員登録が必要です)
・依存症についてより深く学びたい
・自分が心身ともに回復していきたい
・依存症当事者にどう接してよいのか分からない
などお考えの方、ぜひご利用ください。
無料会員向け動画
無料会員の方はこちらから動画をご視聴いただけます。
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