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ワンネス財団活動ブログ

2016.04.21

経営している会社の役員が覚せい剤で逮捕されてしまった

今から1ヶ月前のこと

ワンネスグループの相談ダイヤルにある法人の役員の方より相談が入りました。
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「経営している会社の役員が覚せい剤で逮捕されてしまった・・・」

「会社としてもどうしていったらいいのか・・・」

当事者の奥様も「混乱と動揺と今後の先行き不安で参ってしまっている」

当然ですよね・・・困り果てますよね。どう対応していいことやら。

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この相談の担当は、ミヤネ屋にも出演し多くの共感と応援をいただいたワンネスグループスタッフの一森裕でした。

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彼は自分の経験を通してこれまで学んできたことを伝えしました。

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そして、ここからがワンネスグループの強みです。日本でここまでやっているのはワンネスグループだけでしょう。

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ワンネスグループは政府間組織コロンボプランICCE(国際アディクション専門職認定教育センター)の認定プロバイダーであり、ワンネスグループの代表の矢澤は光栄にも日本理事を務めています。ギャンブルにおいては、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)の日本指定教育提供団体。さらには、NADAI(国際アルコールドラッグインタベンショニスト協会)の日本支部も任されています。

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自分たちの回復経験に加え、専門職としてのトレーニングと認定も受けているワンネスグループ。対人援助職として専門的なトレーニングを受けることは、とっても重要なことだと思っています。心理学界の大御所の方たちを海外から招聘し、あらゆる介入技法を学び続けています。依存症回復支援団体の在り方として、当然なことをやっているまでですが、ワンネスグループは苦しんでいるご家族やご本人を依存の泥沼から効果的に救いだすべく、こういう考えを大切に活動しています。

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さて、一森の対応の続きです。彼は愛情深くタフな男です。かつ刑務所経験3回という覚せい剤依存のエキスパートでもあります。

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今は彼を手放してあげてくださいませんか?
依存症は適切な支援をすれば回復することができます。
今は回復プログラムに取り組むことが最優先事項です。
今後の生活の不安や寂しさ・・あるかも知れません。
でも、どうでしょう・・社長夫妻とワンネスグループと連携をとりながら、束の間の安心よりも、これから長い人生の本当の幸せの安定に取り組みませんか?

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会社として長年会社成長とともに苦楽を共にした同志です。当事者を回復させて復職をしてほしいとの意思もありました。(素晴らしい会社です!)

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社長夫妻とご家族と連携して、休職の準備、ご家族の精神的負担を調整しながら
本人を回復につなげていく方向で時間をかけて寄り添いさせていただきながら・・・

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本日、全員が一致した段階で本人と留置場で面会してきました。肩を落としたご本人・・・

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今回捕まって次はもう絶対しないと・・・
それもきっと真実でしょう。でも覚せい剤の力は強力です。
やれることやったらいいんです。

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会社の経営陣や奥様も「病気だから回復プログラムを受けて欲しい」と・・・言ってくれました。

「会社も妻も、そこまでサポートしてくれ復職を待っててくれると言ってるので
依存症と向き合います」と彼も決断してくれました。

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早速、引受先をワンネスグループで保釈申請の手続きを開始
来週の保釈後から回復プログラムを開始できます

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この、1ヶ月の間、ご家族、会社側と本当に何度も話し合いを続けてきました。
本人をどうしたら回復につなげることができるか・・・

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会社側とも今後も連携をとって彼が復職できるようにサポートします。

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本人も「支えてくれる人たちにはすごく感謝しています」と話してくれました。

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そして、手錠はもうかからない、でも、回復プログラムに取り組んで足かせを外していきましょう。それが回復です。

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ワンネスグループはこれまでも、会社経営者、役員、某メガバンクの重役、医師などの社会的立場のある方の回復支援を行ってきましたが、こういうケースは会社に依存症教育をすることからスタートすることが少なくありません。最近では銀行からも依存症予防教育のご依頼もいただいています。こうして社会に貢献させていただけることを嬉しく思います。

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