心身の回復とウェルビーイングな生き直しを。

• 
• 
• 

2017.02.09

全国版・朝日新聞5日間連続掲載④【依存症だった自分に向かって、薬物依存症になって、依存症治療共同体 ワンネスグループと繋がることができて、ありがとうと伝えたい。】

依存症治療共同体 ワンネスグループ 沖縄ＧＡＲＤＥＮ（ガーデン）の井上麻希が、薬物依存症からの回復の軌跡を語ります。薬物依存の渦中にいた時の苦しみ。回復へのきっかけ、そして今。治療共同体ワンネスグループの女性向け施設「フラワーガーデン」のスタッフとして、昨年12月からは「沖縄ＧＡＲＤＥＮ」に活動の拠点を移し、依存症に悩む本人とそのご家族を全力でサポートしています。

朝日新聞（全国版）にて、月曜日から金曜日までの５日間連続で依存症から回復し続ける沖縄ＧＡＲＤＥＮ(ガーデン)井上のインタビューが掲載されています。

■2/6(月)⇒井上麻希・松本俊彦先生

■2/7(火)⇒井上麻希(入寮・入院体験)

■2/8(水)⇒井上麻希(プログラムの体験)

薬物依存から抜け出すため、奈良県の回復施設で共同生活を続けていた井上麻希さん（２８）は、入所して半年ほどたった２０１３年夏、スタッフとの個人面談で将来の夢を聞かれた。
「本当のあなたは、どうなりたいと思っているの」　覚醒剤を打っていたころ、「夢」なんて考えたことはなかった。しばらく自問した後、こう答えた。

続きはこちら⇒2月9日(木)朝日新聞　　『患者を生きる』　依存症・薬物④　本名に戻り　支える側に

井上の”夢”は「子どもが欲しい。結婚して幸せになりたい。」
～1年後には～

彼氏ができていて、建設的な関係が持てる彼氏がほしい、もっと生きやすくなりたい。

 

 

～3年後には～
回復にはゴールがないので、結婚はしていたい、家族が欲しい。

 

 

～5年後には～
普通のおばちゃんがいい。理想像で、子供が二人いて、旦那さまがいて、それに私の周りにはワンネスグループの仲間たちがいる。

～伝えていきたいことがあるんです。『思っているほど人生は腐っていないんだよ、ということ。』～

薬物を使っている人は、どうせみんなわかってくれないと、思う人が多いんだけど、自分ひとりじゃないよって。仲間がいる、解ってくれる人はいる、安心があるよ、こっち(依存症治療共同体 ワンネスグループ)には。

 

 

私が人と関わるときに大切にしていることは、自分の良心と繋がって話すことと、あとは感謝、正直に伝える。自分にも嘘をつかない。相手に好かれたいからと嘘はつかない。誰かを傷つけないこと。相手を傷つけたら、自分も傷つけ返される気がする。だから自分はしない、されたくないからしないもある。

 

 

 

期待と目標は、依存症治療共同体 ワンネスグループでプログラムを受けていたら『絶対に幸せになれる自信がある。』それは先行く仲間が見本を見せてくれるし、繋がった新しい仲間から、芯が強いと言われるとうれしい。

 

 

 

依存症だった自分に向かって、薬物依存症になって、依存症治療共同体 ワンネスグループと繋がることができて、ありがとうと伝えたい。

明日(2/10・金)朝日新聞掲載予定は「社会資源の紹介(民間施設としてワンネスグループの紹介)」です。