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2017.02.13

依存症治療共同体 ワンネスグループが、高校生による「インターネット依存症」についての取材を受けました。

依存症治療共同体ワンネスグループは、全国各地で危険ドラッグ防止や依存症啓発、予防啓発に関する講演、セミナー、大阪のアメリカ村でのイベントなど様々な機会を通じて若い人たちにメッセージを運んでいます。

依存症治療共同体 ワンネスグループ東京スタッフ 片桐によるレポートです。

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依存症治療共同体 ワンネスグループでは、中学生・高校生に対しても依存症の危険性や予防の仕方など、啓蒙活動を行っています。
この日は、東京都東久留米市にある、「Christian Academy in Japan」の高校3年生の生徒さんが「インターネット依存症」について聞きたいということで、インタビューに答えてきました。

 

 

彼が小学生でアメリカにいた時には、まだ外で遊ぶ機会が多く、インターネットを使う機会はほとんどありませんでしたが、現在はインターネットが生活の一部になり、外で遊ぶ子どもたちも見ることがなくなり、彼よりも若い子供たちのことが心配であるとのこと。それが彼の研究のきっかけです。
ゆえに、特に今回は若者にとってのインターネット依存症の弊害を知りたいということでした。

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一緒にインタビューに答えてくれたのは、慶応大学医学部で「インターネット依存症」について研究しているムハンマドさん。場所も慶応大学医学部の施設をお借りして、事前に用意してくれていた質問項目に沿いながらインタビューに答えました。

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まずは、10代の若者たちへの影響について。
10代は脳が発達途上で、判断力が大人ほど備わっているとは言えません。その段階で依存対象から快感を得ることは、他の依存症と同様好ましいことではありません。脳の中で快感を覚えるシステムも、他の依存症と同様です。他の楽しみが見えなくなり、ますます依存を深めていくことになります。

 

 

 

依存症のきっかけとしては、依存対象との接触時に、怒り、悲しみ、退屈など、ネガティブな感情を持っている場合やトラウマ体験を経験した場合に、依存状態に陥りやすいです。これも他の依存症と同様と言えるでしょう。

 

 

 

逆に、オンラインのギャンブルなどにもつながりやすいことが特徴として挙げられます。経済力がまだない子供たちは、時間の多くをインターネットに費やしますが、経済力のある大人は、お金をインターネットに費やします。その結果、法外な金額をネットゲームにつぎ込んだり、ギャンブル依存症も一緒に罹患してしまうこととなります。借金を抱え、自殺を考えてしまう方も出てきます。

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インターネット依存症を研究しているムハンマドさん。

 

世界の他の国の中では、インターネット依存症対策のために、法律で規制し、依存症患者を隔離して治療するところもあります。しかし、法律で規制するよりも、まずはきっかけとなったトラウマ体験やネガティブな感情に対処し、依存しやすい性格傾向を見直すことが必要なのではないでしょうか。

 

 

 

インターネット依存症については、そもそも病気として扱うべきなのか、幸せを感じていればいいのはないか、インターネットを通しての「何か」に依存しているのであって、「インターネット依存症」の呼称自体も変えた方がいいのではないか、など様々な議論が存在しています。
たしかに、他の種類の依存症に比べ、心身ともに直接の害は少ないかもしれません。しかし、依存症から回復し、さらに「より良く」生きていくことも念頭に入れたプログラムを組んでいる依存症治療共同体 ワンネスグループは、他と同様に対処すべきものと考えています。

 

 

 

依存症を未然に防ぐのは、法律の規制ではなく、若いうちからの教育です。
学校やその他団体での講演、インタビューなどご希望がありましたら、気軽に依存症治療共同体 ワンネスグループへお声がけください。

ギャンブル・アルコール・薬物依存症に関する、講演会・フォーラム・セミナー予防教育など、ぜひ、ご相談ください。

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【お問合せ】
TEL:0745-24-7766
問合せフォーム:http://oneness-g.com/management.html
担当:依存症治療共同体ワンネスグループ共同代表 三宅隆之

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【依存症相談フリーダイヤル・SOSメール相談】
~ギャンブル・アルコール・薬物依存症でお困りの方、ご家族の方へ~
専門的知識と、数多くの依存症者と関わっている経験豊かなスタッフが対応します。
薬物問題でのご相談の場合も、秘密は守られます。安心してご相談ください。
(電話がつながりにくい場合は、お手数ですが再度お電話ください。)

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