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2016.07.18

世界基準を学ぶ~依存症治療共同体ワンネスグループ副代表三宅のNCPG(全米ギャンブル協議会)総会リポート フロム ニューヨーク PART2

現在、ニューヨークで行われている、NCPG(全米問題ギャンブル協議会)の年次総会。
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依存症治療共同体ワンネスグループ副代表三宅による現地レポート2日目・・・
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本日はイリノイアディクション研究所のカーク先生のプレゼンでした。
始めに「ギャンブル障害と脳の関係」について、ギャンブルの歴史から確率性の数学など、かなり幅広い内容も交えてお話し頂きました。
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その後、ここ数年で全米を中心に急成長していますが、日本ではなじみの薄い“ファンタジースポーツ”について取り上げられました。
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エントリーフィーを払い、自らが全米プロスポーツ球団(MLB/NFL/NBA/NHL)のGM(ゼネラルマネージャー=選手獲得の最高責任者)になったつもりで、選手のデータを集め、そのデータに基づき好きな選手を集めた“空想(Fantasy)の最強チーム”を作り、相手チームと“対戦”し、規定のシーズン終了後の成績によって賞金を獲得するというもの。
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ファンタジー・スポーツ事業協会によればアメリカ国内におけるユーザー数は約3200万人をすでに超え、約1兆8000億円もの市場を形成していると言われています。GoogleやTimeWarnerといった大企業が資金提供を行っていることからもその盛り上がりが分かります。
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「多少なりとも不確実性があるからギャンブルだ!」
「選手のデータ解析のように高いスキルが求められるからギャンブルじゃない!」
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参加者同士の熱い議論が延々と続きました。
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そして、各州の法律もそんな空気を反映しているのか、合法と認めている所とそうじゃない所に分かれています。
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ちなみに昨年12月に、全米でラスベガスに次ぐ規模であったここニューヨーク州で違法ギャンブルとして一時取引中止の裁定が最高裁より出ています。(現在も係争中)
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そしてファンタジースポーツが原因で、金銭問題や通常の生活が営めなくなり、カーク先生の所を訪れている人がここ数年増えているとのこと。
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日本でも1995年にファンタジースポーツジャパンが設立されてはいますが、
今の所はあくまでゲームとしての扱いで、大きな広まりは見せてはいないようです。
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もちろんそういったデータ収集が好きな人は結構いますので、今後日本でどうなっていくかは未知数ですが、依存症治療共同体ワンネスグループはこのように多様化しているあらゆるギャンブル問題に対応するため、世界各国の機関と連携を深める活動をこれからも積極的に行ってまいります。
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