心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しを。

無料相談
ダイヤル

0120-111-351受付 月曜〜金曜10:00〜17:00
  • HOME>
  • 活動ブログ

ワンネス財団活動ブログ

2016.10.21

あれから半年・・・依存症治療共同体ワンネスグループで結ばれた絆。メッセージを胸に次の半年へ

およそ半年前、依存症治療共同体ワンネスグループに掛かってきた一本の相談ダイヤル。

「昨日、家の風呂場で死のうと思い“混ぜるな危険!”の液体を混ぜて自殺を図りました。でも、死に切れず・・・」
『アルコールをやめよう。今度こそは・・・』と何度も思うがやめられず、酔った状態で仕事場に行っては帰らされてしまう毎日で、本当に生きていくことも死ぬこともできずに、どうしたらいいのか分からずにいました。
_____________

私が電話口で対応中も「本当にどうしていいのか分からないんです。」と何度も繰り返していました。
私自身も「一人でやめよう。」「今度こそは!」と思いながらも薬物がやめられず、傷つけたくなかった家族、自分自身を傷つけ、死にたくないのに死のうとしたり、生きていても辛かった過去を思い出しました。
_____________
そして、私はその時、一度は繋がって逃げ出した施設に助けてほしいと電話をしました。
それから私の回復が始まり、今が在ること。
そのことを伝えました。
_____________
「僕も助けてほしい・・・」
その一言を待っていました。
彼の心の叫びを聞いた私は、すぐさま連絡を入れ彼の救出に向かいました。
お酒がやめられずに、長年苦しんできたその姿は本当に憔悴しきっていました。
名古屋で一泊し、次の日彼は、今現在入所している沖縄の南城ケアセンターへと繋がりました。
_____________
あれから半年・・・
今日、依存症治療共同体ワンネスグループが沖縄に建設中の新しいデイケアのオープン準備を手伝ってくれている彼の姿を見て声をかけました。
_____________
「あれからどのくらい経ちましたか?最近どうですか?」という私の質問に彼は、「あれから、半年経ちました。あの時、電話口で話してくれたこと今でも覚えています。感謝しています。最近は、新しく繋がってくる同じ病の仲間たちのサポートをする中で、前職の調理師の仕事をもうやめようと思っています。自分の経験が一人でも多くの仲間のサポートに繋がればと思うようになりました。」と答えてくれました。
_____________
さらに半年前の自分といまの自分を比較して見てくださいと伝えると涙を浮かべ、本当に辛かったと話してくれました。
そして今、自分と向き合うプログラムの中で、ずっと幼少期から抱えていた両親との関係の心の内を明かしてくれました。
_____________
人とのコミュニケーションが苦手で、まともに話すことができなかったこと・・・
でも、今はこのこともいろんな仲間とシェアしています。
_____________
あれから半年・・・
本当に人は生まれ変われるんだなと彼に感じさせてもらいました。
まさに回復の奇跡です。
_____________
「助けてほしい」
私たち依存症治療共同体ワンネスグループは、この一言で
いつでも、どこでも、今からでも駆けつけます。
私自身がそうしてもらったように・・・
また、彼の半年後に会えることを信じて

依存症治療共同体ワンネスグループ 相談ダイヤル
0120-111-351
http://oneness-g.com/

最新の記事

アーカイブ