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ワンネスグループ活動ブログ

2018.11.30

わずかな機会を大切にしたい 「依存症を知るセミナー 東北キャラバン」レポート

今回の活動ブログは、先日開催された「依存症を知るセミナー 東北キャラバン2018」の秋開催について。
 
ワンネスグループ共同代表の三宅隆之がレポートします。
 

 
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今年で5年目となった「依存症を知るセミナー東北キャラバン」は、これまで20箇所以上の会場で開催。
 
依存の問題を抱えているご本人やご家族、福祉や医療などの現場で当事者と関わっている援助職者など、様々な立場の皆さまにご参加いただいています。
 
会場でお伝えしているのは、一般論だけでは捉えきれない実態。
 
私たちスタッフが、自身の依存経験、施設や相談窓口など現場での支援経験を踏まえて、『依存症という問題の本質』や『回復支援、依存を断って生きるうえで必要なこと』などを、出来るだけ丁寧に解説しています。
 

 
 
昨年までは、各会場とも午後のみ1回のセミナー開催でしたが、今年からは2部構成に内容を変更しました。
 
今回の東北地方はもちろん、昨年からキャラバンをスタートさせた北海道地方、そして今年から始まった中国・四国地方は、いずれもワンネスグループの拠点こそ存在していませんが、フリーダイアルやメールなどの相談が少なくない地域です。
 
頻繁にはセミナー開催が出来ない地域で多くの方と直接話をしたい、という思いが2部制を始めた理由です。
 
 
今年秋のキャラバンは、山形市からスタートし、盛岡市、仙台市、いわき市と移動しました。
 

(秋開催 初日の山形ビッグウイング)
 
 
午前の家族向けセミナーは、セレニティパークジャパン沖縄の那覇施設ディレクターを務めている國澤直樹が担当。
 
「イネイブリング」「否認」「底つき」、そして「インタベンション」という4つのキーワードについて、自身の薬物依存脱却のきっかけに家族の側のどのような働きがあったのか、当時のやり取りや自身の感情を交えて詳しく解説してくれました。
 

(二日目に訪れた岩手県盛岡市)
 
 
午後の部は、「依存症と生きづらさ」をテーマにメインセミナーを開催。
 
ワンネスグループの施設利用者やスタッフのインタビュー動画、さらにアニメーションなどを交えて、なぜその人が問題を頻発させながらも依存対象を手放せなかったのかについて、「(自身の抱える)負の感情への対処法」という側面から考えました。
 
また、生きづらさの解消が依存脱却へと繋がるという視点で、地域の社会資源の紹介やワンネスグループの施設プログラムの一例を紹介。
 
セミナーの最後には、必ずしも「依存症についての社会資源」にこだわらなくても、その人にとって‘居場所’となり‘心の置き所’や‘心の健康を育める場所’という要素を持つ場やコミュニティは、結果的に依存症脱却の支えになるということについてもお話しました。
 

(三日目は仙台市の日立システムズホール仙台で開催)
 
 
今回も、各会場で様々な出会いがありました。
 
中には、これまで一歩足が前に出ず苦しみや悩みを抱えていたが勇気をもって参加した、という方の姿もありました。
 
初めて依存症の実態を知った方、初めて地域の社会資源を知った方、初めて依存症経験者の話を聞いたという方。
 
そして初めて「苦しい、助けてほしい」と語ってくれた方。
 
最終日の会場では、その初めての「助けてほしい」をきっかけに施設入所をスタートさせた方もいらっしゃいました。
 
私は忘れません。あの時の皆さんの表情を。
 
 
(最終日は、初開催の福島県いわき市)
 
 
誰かに依頼され実施しているわけではない、このキャラバン。
 
各地域では既に様々な依存症対策…相談対応や依存脱却支援、講演会、勉強会などが実施されています。
 
今回のキャラバン会場でもよく耳にしたのは「このような機会があってよかった」「今度はいつ来るんでしょうか」という声。
 
決して大げさに言っているのではないこれらの声は、何を物語っているのでしょうか。注意深く耳を傾けなければならない声かもしれません。
 
 
一民間団体の取り組みということで、公益性について疑問をもたれる方がいらっしゃるかも知れませんが、機会あれば是非セミナーをご覧頂ければと思います。
 
「知ることは防ぐこと、知ることは解決への一歩」というキャッチフレーズに込めた私たちの思いは、偏狭なものではありません。
 
かつて「知らずに」苦しみ続け、死の瀬戸際に立ったこともある、依存症を経験した私たちスタッフの心からのメッセージです。
 
 
来年も東北、北海道、中国・四国の各地でキャラバンを実施します。
 
会場にお越しになる皆さまの何らかのきっかけにしていただけるよう、準備を進めていきたいと思います。
 
 
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【全国各地で開催 「依存症を知るセミナー・相談会」】
かつて依存の渦中で苦しみ、現在は脱却し今を生きるスタッフたちが担当。
終了後は個別相談会を実施しています(会場によって募集方法が異なります)。
 
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【ワンネスグループの依存症相談窓口】
~ギャンブル・アルコール・薬物などの依存でお困りの方、ご家族の方へ~
 
自身の依存経験と支援経験、そして専門的知識を持ったスタッフが対応します。
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