2020.02.05
共に楽しみ、新しい経験に出会う・・・沖縄施設で冬の合同キャンプを開催
今回の活動ブログは、沖縄施設が先日開催した冬の合同キャンプについて。
ワンネスグループの依存症治療共同体「セレニティパークジャパン沖縄 CURAデイケアセンター」スタッフの勢田裕則がレポートします。
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CURAデイケアセンター(那覇市)は、年2回のキャンププログラムを実施しています。
冬のキャンプは、南城依存症ケアセンター(南城市)のメンバーたちと共に2泊3日で行うのですが、数か月前から宿泊場所の選定や全員で楽しめる企画をクライアントが中心となって進めていきます。
初日は、青の洞窟で有名な恩納村の真栄田岬で南城メンバーと合流し、昼食と観光をしました。
1月も後半になるというのに天気が良く暖かで、半袖のメンバーがいて、スキューバを楽しむ観光客の姿もありました。
観光の後は、宿泊施設のコテージへ。キャンプ班を中心に食事の用意を進めていきます。夕食はカレーでした。
1日目のメインはキャンプファイアです。自己紹介から始まり、まもなく共同体を卒業するメンバーの壮行会、南城依存症ケアセンター主催の楽器演奏を行いました。
卒業するメンバーの壮行会では、施設に入所してから今日までの経験を話してもらい、話を聞いていたメンバーからの熱いメッセージをもらっていました。
2名とも施設プログラムを一生懸命にやってきたので、プログラムを活かして新たな人生を送ってほしいと願っています。
2日目の午前は野球、午後はカヌーと身体を動かすプログラムでした。野球は、去年は施設対抗戦でしたが、今年は南城・CURAの混成チームで行いました。
昼食後は、カヌー体験を楽しみました。2人1組でインストラクターの方に引率していただき40分程体験させていただきました。
夕食は、鉄板を囲みバーベキューを楽しみました。
そのあと、依存を断ち続け節目の期間を迎えたメンバーたちの「クリーンバースデーミーティング」と、CURAデイケアセンター主催のレクリエーションを行いました。
CURAでのキャンプと言えば、お笑いです。
3日目はコテージの清掃を行い、出発。CURA組は、名護市にある轟の滝を観光して帰宅しました。
依存脱却を始めるまでは、大人数で何かを楽しんだり、カヌーのような新しい体験に関心を持つことができませんでした。
「誰かと共に楽しむこと」や「シラフ(依存対象を使わない)でも楽しめる」ことを大切にし、依存対象に頼らない生き方を学ぶ良い体験になったと思います。
これからも、蓋をしてきた感情にアクセスできるような施設外プログラムを行っていきたいと考えています。
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