心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しを。

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ワンストップでサポートします

まずはご相談ください。

ワンネス財団3つの弁護士サポート】

01 01

資料作成

「生き直し」を支援する弁護活動に、資料作成や出廷などでサポート。

02 02

面会

留置所・拘置所での面会もワンネス財団スタッフが単独で伺います。

03 03

受け入れ

保釈中・出所時に、ワンネス財団施設への受け入れを行います。

刑事裁判を担当される
弁護士の皆さまへ

刑事裁判のプロセスにおいて、「この人には生き直しの機会が必要」「適切な機関につなげたい」と感じる場面が多くあるのではないでしょうか?

たしかに被疑者や被告人が触法行為に至った背景には、心理的、福祉的、医療的な課題が存在するケースが多く、刑罰で終わらせることなく、必要な支援を提供することが求められます。

しかしそのような思いとは裏腹に、日々多くの案件と向き合っている弁護士の皆さまは、支援について具体的に調べることや被疑者や被告人を社会的資源へつなぎ合わせる時間がないという難しさに直面されているのではないでしょうか。

「孤立の解消と自己実現」の支援を通して「生き甲斐を持った生き直し」の実現に取り組んでいるワンネス財団は、再犯防止につながる活動を15年以上行ってきました。これまでにも弁護士の皆さまの刑事弁護活動に様々な場面で協力させていただいております。

皆さまの思いを大切に、被疑者や被告人たちの「きっかけ」につなげたい。
ワンネス財団にできることを、どうかご活用ください。

具体的なサポート

01

弁護士の皆さまからの
ご相談対応

担当される刑事事件のどのタイミングでもご相談が可能です(無料)。
被疑者や被告人の「生き直し」の必要性を感じられている場合、まずはご連絡いただきますと、可能なサポートについてご提案させて頂きます。

02

留置所・拘置所での
被疑者・被告人面会

将来的にワンネス財団傘下各施設でのサポートを利用することを前提に、施設スタッフが面会に伺うことが可能です。
当事者目線で被疑者・被告人に対して支援を受けることの動機付けを行うほか、施設利用に関するご質問にもお答えします。

※弁護士の皆さまに同行頂けない場合も施設スタッフが単独で面会に伺うことができます。
※施設入所が未定の場合も、手紙のやり取りやパンフレットの送付など対応できます。

03

公判への出廷
(情状証人)

将来的にワンネス財団傘下各施設でのサポートを利用することを前提に、ワンネス財団の専門スタッフが情状証人として公判へ出廷することができます。
公判では、ご本人が抱えている様々な課題(精神疾患、発達課題、依存症など生きづらさに関するもの)や、生き直しの必要性についてお伝えします。

04

上申書作成支援

将来的にワンネス財団傘下各施設でのサポートを利用することを前提に、上申書作成や情状立証に必要な書類の作成などに、可能な範囲で協力させて頂きます。

05

保釈、出所時の
施設受け入れ体制

「生き直し」はどの時点からでも始めることができます。
ご依頼いただければ、保釈時や出所時に施設お受入れが可能です。受刑中に面会や手紙のやり取りを行い、身元引受(帰住地)の環境調整も関係機関と連携して行っています。心身ともに安定し、生き甲斐をもって生き直しをしていくためのサポート体制がワンネス財団傘下各施設には充実しています。

刑事事件が起きてからの
支援の流れ

基礎疾患や問題の中には、刑事事件になって初めて発見/自覚するものも少なくありません。下記のように各タイミングで支援が可能ですので、落ち着いて、まずはワンネス財団までご連絡ください。

逮捕・勾留

留置中・勾留中の面会も可能です。必要なサポートについて相談していきましょう。

逮弁護士の選任

ここで一度ワンネス財団へご相談いただけると弁護士とともにご提案が可能です。保釈中は施設もご利用いただけます。

裁判

ご本人が抱えている各種疾患や問題の専門家として、情状証人出廷も可能です。また、情状鑑定書の作成サポートも可能です。

実刑判決

受刑中の手紙のやり取りや面会などを行い、身元引き受け人になることが可能です。
※現在受刑中の方も対応できます。ご連絡をお待ちしています。

執行猶予付き判決

施設を利用していただきながら、より安全な社会復帰を目指すことをご提案します。

出所まで

身元引き受け人として環境調整を行い、出所までの手続きのサポートを行います。出所後は、帰住地としてご利用いただき、社会復帰までの支援を行います。

ワンネス財団
再犯防止支援について

01再犯防止に資する活動を
15年以上実践しています

ワンネス財団に在籍するスタッフの一部は、かつて触法行為や受刑、再犯を行った者。受刑経験のあるスタッフの合計懲役年数は「60年」以上。刑事施設への再入をくり返した経験を持つ場合でも、ワンネス財団傘下施設入所からサポートを受けた結果、悪循環から抜け出すことができました。

02施設利用者の再犯率は
2割弱(19%)

刑事施設出所者の再犯率が年々増加する中、ワンネス財団の施設利用者が再犯に至る割合は2割を下回っています。施設内の各種セッションを通して、自身の触法行為の背景(心理的等)が明確になり、自身の欠点に執着するのではなく、強みを活かし育むことを学ぶことが再犯率低下の力になっています。
また、施設内ではスタッフやクライアント、また外部協力者との豊かなリレーションシップが築けるので、悩みをひとりで抱えないようになります。

03きめ細かな対応

弁護士の皆さまからのご相談に対する対応、被疑者・被告人との関わり、ご家族との連絡調整など、きめ細かなスタッフ対応に定評を頂いております。
スタッフの多くが、かつて触法行為をきっかけに「生き甲斐を持った生き直し」を始めました。その時の経験や熱い思いが、対応に現れているといえます。

お問い合わせ

ワンネス財団弁護士ワンストップ支援にまずは、
お問い合わせください。

ワンネス財団の支援事例

事例はご本人の承諾を得て、個人が特定できないよう一部編集しています。

未成年者の覚せい剤事案、
再度の執行猶予Yさん(男性)

18歳の頃から覚せい剤の使用が始まり、2014年8月精神科病院へ入院。しかし薬物を断てず、友人に相談し警察署へ自ら出頭。2015年3月に懲役1年4カ月、3年の執行猶予の判決を受ける。同年5月に覚せい剤の再使用。その後警察署に出頭した。
これを受け、家族からも促されたこともあり、ワンネス財団奈良GARDENへの通所を開始。その後に逮捕・勾留があるも、起訴後の保釈をきっかけに奈良GARDENへの入所に切り替えて回復に取り組む。

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裁判にあたってはワンネス財団として、薬物依存脱却勾留カリキュラムの提供、施設内カリキュラムでの本人の様子をまとめた資料や動画を裁判所に提出、裁判での情状証人に立つなどのサポートも行い、2016年1月の判決で懲役1年、5年間の執行猶予判決を受けた。

執行猶予中の再犯に関わらず、再度執行猶予判決が下された理由として、『本人が自首をしていることから覚せい剤を断ち切ろうと努めてきたことが認められたこと』『奈良GARDENは回復支援施設としての歴史は浅く、更生に向けた環境として未知数な部分が大きいことは否めないが、薬物依存からの回復に向けた真摯な活動がなされている』と証拠上認められ、更生に向けた環境が整えられていると判断されたことが挙げられる。

その後、本人は奈良GARDENでのカリキュラムを経て社会復帰を実現し、施設を卒所した。現在は仕事をしながら自立して生活しており、現在も施設職員をはじめ、メンバーとの交流も継続、再犯防止に努めている。

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複数回服役経験のある高齢者Nさん(男性)

覚せい剤は18歳頃から使用しており、奈良GARDEN入所に至るまでの服役は計4回。
最後に逮捕された際、担当弁護士からワンネス財団について情報提供を受け、服役中に覚せい剤を断つことことを決心。奈良GARDEN代表の伊藤宛に「薬物を断ちたい」という思いを綴った手紙を出す。その後、伊藤と手紙のやり取りを続け、引受人の設定を奈良GARDENで申請、刑務所にて伊藤と面会を行う。仮釈放が許可され、2017年3月に出所。出所日にスタッフが刑務所まで迎えに行き、そのままで奈良GARDENへ入所した。

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入所当初は「本当に覚せい剤を断つことができるのか」という不安を抱いていたが、カリキュラムや施設での生活を通じて、自分自身の内面からの変化を体感することができるようになる。仮釈放の期間が過ぎても自分の回復のために、最後までやり遂げると決心し、カリキュラムをやり遂げた。

「今まで自分の周りに薬物の使い方を教えてくれる人はたくさんいたが、やめ方を教えてくれた人はいなかった」とNさんは話しており、自身の経験を活かして薬物依存に苦しむ人の助けになりたいと、2018年9月より、奈良GARDENスタッフ研修として勤務を開始。2020年9月で2年間の研修期間を終え、正式な職員となった。

また、過去に薬物使用によって破綻してしまった妻との関係も、入所期間中に関係性の再構築に取り組んだ。現在は復縁し、生活を共にしている。

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ギャンブル依存による強盗、
強盗致傷等によって服役Sさん(男性)

大学進学を機に地元を離れ、一人暮らしを開始。20歳の時に友人とともにはじめてパチンコ店に行き、ギャンブルをする。その後、すぐにのめり込むようになり、勉学に身が入らなくなって大学を中退。派遣の仕事で生計を立てていたが、ギャンブルも続けていたために生活苦と仕事を転々とするようになっていく。生活資金だけでなくギャンブルの資金欲しさに窃盗をするようになり、25歳の時に強盗致傷などで逮捕。裁判で懲役7年の実刑判決を受けて服役。

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服役中に家族がワンネス財団へ相談を寄せ、セレニティパークジャパン奈良代表の三宅との手紙のやり取りを通じて、施設入所を促す。本人からも身元引受人を三宅にする申請を行い、刑務所で面会を行う。2018年に仮釈放となり、施設へ入所した。

入所当初は、家族や被害者に対する罪悪感に苛まれる日々を過ごしていたが、施設での生活とカリキュラムを通じて徐々に「自分の人生を生きる」ことを自身に許すことができるようになっていく。徐々に自分の考えや感じていることを話しても周囲に受け入れてもらえるという実感と関係性が構築できるようになると、施設の中でも中心的存在となっていく。リーダーシップもあり、周囲の意見をまとめて建設的な話し合いをすることにも長けていた。

就労体験カリキュラムとして一般就労による社会参加を開始。本人のニーズにも、就業をして自立した社会生活を送りたいと考えていた。また、刑務所での服役が長かったことも重なり、刑務所での服役をした自分でも回復を経て社会で貢献できると証明したいという新しい目標もできた。入所から約2年で社会復帰を実現した。

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窃盗の背景にギャンブル依存、
執行猶予中にカリキュラムを開始Kさん(男性)

中学生の頃には、友人同士での金銭の貸し借りをしながらギャンブルをするようになる。高校卒業後、専門学校に進学するも中退。借金の肩代わりや祖父母の家での家庭内窃盗を繰り返していた中、窃盗・住居侵入で逮捕、起訴猶予処分となる。その後もギャンブルによる金銭トラブルは続き、再度触法行為に及んでしまう。窃盗・詐欺などの罪で逮捕・起訴。

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これをきっかけに両親がワンネス財団へ相談。勾留中だった本人へスタッフが面会を行うも、当初は入所を拒否していた。裁判で懲役2年6か月、執行猶予3年の判決。それまでに家族や友人から手紙等での促しもあり、判決後に施設入所を決心した。

入所期間中は、ギャンブルや飲酒への欲求を強く感じることもあったが、「夢を持って生きていく自分になりたい」と将来的な目標を形とするために支援を行っていった。家族関係の再構築、親友との再会、自分の夢の実現についてどのようなプロセスを経ていくか、どのような経験を今からしていくか、自身が今チャレンジしたいことは何かなどを明確化。

一人暮らしを開始し、施設を退所後、現在も社会的な自立を維持・継続している。さらにワンネス財団奈良施設の運営するグループホーム夜間支援員として宿直業務に携わり、自身の経験を活かしながら、現在、生き直しに取り組むメンバーのサポートをしている。

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入所8回の累犯受刑・難病を持つ男性の社会復帰Hさん(男性)

前々刑の時に真剣に薬物を止めたい思いが強くなり、薬物を止めるために自分なりに試行錯誤した。当時、脱退はしていたものの反社会的組織や薬物を使用している知人との交流がきっかけとなって再使用、今刑に至った。在監中から手紙のやり取りが始まり、薬物を本気で止めるために出所後の環境調整や交友関係の整理が必要であることを理解し、仮出所日である2016年9月にワンネス財団施設へ入所。

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入所時は54歳と比較的高齢であり、既往歴にジストニアの診断があった。入所1年目は体調不良を訴えることが多く、杖をつかなければ歩けない時期もあった。同時にC型肝炎の治療や手足の痺れ、不眠等の対策として、精神科への定期通院が入所後2年以上続いた。処方薬も多く必要とされていたが、本人のニーズとして減薬・断薬があり、約1年かけて処方薬を断薬して安定した生活を送れるまでに回復した。

3年目には薬物を止めること以外の目標も徐々に増え、社会復帰やその後の生活へのプランなど具体的な目標を持って取り組めるようになる。人生における生きがいを見つけるためにマラソンへの挑戦。余暇時間や休日を利用して、リハビリの為に行っていたウォーキングがジョギングへ変わり、フルマラソンに出場し、完走した。

卒所後も本人との交流は持っており、時間があれば施設に顔を出す関係性が続いている。また、卒所前は仕事を通して生計を立てていく事に諦めの気持ちが強く、生活保護を継続しながらの生活を望んでいたが、就業への意欲も出てきた。

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薬物による服役が転機になった30代Mさん(男性)

2018年5月31日に刑の一部執行猶予対象者として入所。

本人としては2回目の刑務所服役となり、出所後は薬物を止めるためのカリキュラムが必要と決心。在監中から手紙のやり取りを通じて、ワンネス財団入所施設で回復カリキュラムを受ける事を望んでいた。2018年5月31日仮出所と同時に施設に入所。自立準備ホームにて保護観察終了までの3カ月間を補導援護を利用していた。入所当初から在監中に職員との手紙のやり取りで勇気づけられたことや、止めたくても止めれない人が多くいる状況から、カリキュラム終了後は施設の職員として依存で苦しんでいる人の支援をしていきたいと話していた。

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入所後1年目は、今までやりたくてもできなかった事に対して時間を多く割き、活気をもって施設での生活を送っていた。一方で自分自身の事に懸命になりすぎるあまり、周囲のことが見えなくなってしまう対人関係や協調性などの課題が浮き彫りとなった。

2年目からは周囲と協調性を持って行動することや、他者貢献を通じて自尊感情や幸福感を育む事を覚えていく。自身の行動が伴うにつれて内面的な成長を実感することができるようになった。2020年8月に一部執行期間も終了、入所当初から抱いていた施設の職員としての研修をスタート。主に施設のカリキュラム担当としてクライアントと関わる立場で新たな役割を全うしている。

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