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ワンネス財団活動ブログ

2018.11.10

ワンネスの里便り 『いよいよ本番!イチゴ苗の定植』

今回の活動ブログは、農業を通した依存症脱却支援・雇用創生の場「ワンネスの里農園」から。
 
スタッフの溝辺明朗が、イチゴ農園での「苗の定植」の様子をレポートします。
 

 
 
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秋も深まり、朝晩の冷え込みが冬の訪れを感じさせる季節になってきました。
 
あの夏の猛暑はどこに行ったのか…という感じですね。風邪などひかないように御身体ご自愛ください。
 
今回はイチゴ農園の最近の様子をお伝えしますが、その前に、他の農園の様子。
 
今は、葉物野菜のほうれん草や小松菜、根菜類のサトイモやサツマイモ、ラディッシュなどが出荷サイズになりました。
 
毎週の教会販売、道の駅、伊賀の販売所、そして毎月第2土曜日に奈良のセレニティパークジャパンで行われる家族会(ワンネスファミリーグループ)などで販売をさせていただき、好評をいただいています。
 

 
また通販でも、今年の新米や野菜たちを購入していただけるので、宜しくお願いいたします。
(詳しくは、ブログの最後に案内があります。)
 
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さて、今回はイチゴ栽培の中間イベントである「定植」です。
 
8月の活動ブログでは、定植の下準備をお伝えしましたが、いよいよ本番!
 
まず定植前に、高設栽培以外のビニールハウスは、高畝を立てて栽培をする方式を使うため、まずはトラクターで耕うんして代搔きした乾いた土をほぐしてうね立てをしやすくします。
 

 
 
うね立てしやすくなったところで、ビニールハウスの前側と後側を繋ぐ方向に5等分するように直線で印をつけて、畝間の位置を決めます。
 
畝間の印が出来たら畝を立てる為に畝立て機を畝間の印を消さないようにと、畝立て機の中心と印が重なるように、ビニールハウスの前側から後ろ側に進入。
 

 
 
ビニールハウスの後側の壁面ギリギリまで畝立て機が来たら、畝立て機を後進するようにギアーを入れ替え、畝間の作る為の攪拌用の爪を回します。
 
そして高畝用の三角の排土板に鳥の羽みたいに羽ばたく板を動かすレバーを入れて畝を立て、その後をレーキ(グランド整備に使うトンボ)で畝の上面を平らに均していきます。
 

 
 
次は上部を均したところに、30センチ間隔でマークを付けた細いロープをひいていき固定し、マークの所にわかりやすく土に印をつけます。
 
土のマークはビニールハウスの両端は内側の畝の半分の幅しかないので苺の苗は1列に植えていきますが、内側の3本の畝は2列植えになる為マークを付けるのも最初に付けたマークに交互になるように付けて行きます。
 

 
 
付けた印の上にイチゴの苗を置き、印の部分を手で苗の根が入るように穴を広げ、ポットから土ごと定植して畝で栽培するビニールハウスの全てに植えていきます。
 

 
 
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高設栽培は、高設の棚が1列分の幅しかないので1列の印を付けて定植をしていきます。
 
定植が終わり1週間ほどで、ポットから出した土の中のイチゴ苗の根が周りの土にしっかりと根付く(活着)までに、イチゴたちに水や肥料をあげる為の水路作りや、竹炭、稲わらなどを畝の上部に敷いて、保湿や害虫被害を減らすための工夫をします。
 

 
 
活着した時期が来たら保湿、土の温度を一定にするための薄いビニールで出来たマルチを敷いていき、敷き終われば直ぐにイチゴの苗の上のマルチに穴を開け外に出してあげます。
 
 
 
 
こうして定植の一連の作業が終わります。
 

 
 
現在、農園にはワンネスグループの奈良県内施設の「GARDEN」、「セレニティパークジャパン」、「フラワーガーデン」の仲間たちがプログラムの一部として交替でやってきてくれています。
 
イチゴたちの手入れを通して、自然の力や命の尊さ、作業での仲間との関係性を学びに来てくれています。
 

 
 
ワンネスの里農園の仲間たちは、今年の台風養生の為に取り外したビニールハウスのビニール張りや、奈良から来てくれる仲間たちに手入れの仕方を伝える為の講習、そして来期の新たなプロジェクトの準備など・・・まだまだたくさんやることが有り、いつも活気があります!
 

 
 
今、依存症で苦しむ当事者さん、ご家族の方。
 
農作業や12ステッププログラムを通して、仲間たちと楽しく過ごして依存症からの回復のサポートをさせていただきます。こうして力を合わせながら、前向きに一緒に回復を楽しみながら歩んでいきませんか?
 
今回のレポートはこれにて終了とさせていただきます。次回も宜しくお願いします。
 
 
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