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ワンネス財団活動ブログ

2020.04.05

ワンネスの里農園 季節の便り 『今後に備えて、いま出来ることに取り組んでいます!』

今回の活動ブログは、農業を通した依存症脱却支援・雇用創生の場「ワンネスの里農園」から。
 
スタッフの溝辺明朗が、各農園やイチゴ農園の様子をレポートします。
 

 
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ワンネスの里農園は春の陽気が日に日に色濃くなり、ウグイスの声もあちらこちらで聞こえ、桜の花も目を和ませてくれています。
 
新型コロナウイルスの感染拡大で政府が緊急事態宣言を発表し、お花見なども控えなければならない状況ではありますが、農園へ移動する車中から桜の木々を眺めては癒されています。
 
ブログをご覧んの皆さまも、手洗いやうがい、消毒などを充分に、ウイルスに負けないようご自愛ください。
 
では今回も、三重県伊賀市に有るワンネスの里から各農園の様子とイチゴ農園の様子をレポートさせていただきます。
 
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まず、各農園の様子ですが、冬野菜たちの撤収作業と夏野菜の苗づくりを並行して行っており、また一部を休耕地にして土に肥料を与えて十分な栄養を蓄えてもらう為に耕すこともしています。
 

 
気温上昇に伴って雑草も元気良く育ち始めるので、草刈りや除草などを農園のメンバーたちが春の日差しを浴びて汗しながら頑張っています。
 
春キャベツをはじめ葉物野菜たちの収穫や梱包、鶏の餌やりから水の世話なども力を合わせて行っており、ワンネスの里産品は道の駅、野菜直売所、教会販売、家族会(ワンネスファミリーグループ奈良※現在コロナウイルス感染拡大の影響で休会中)などで販売し、好評をいただいています。
 
詳しい様子をホームページの農業ブログ(座の里からの便り)を読んでいただけると嬉しく思います。
 

 
 
続いてイチゴ農園の方に目を向けていきましょう。
 
今シーズンのイチゴ出荷も折り返し地点を迎え、現在は更にイチゴたちの手入れ、水やり、収穫、そして出荷を行っています。
 
イチゴは実が付いている「ボネ」という茎が株の脇芽から2,3本生まれて来ますが、脇芽から生えてくるボネの周期の4周目が終わり、今5周目の花が実になりはじめ、収穫に追われています。
 

 
そんな中でも、来シーズンに向けての作業も進めています。
 
過去のブログでも何回か紹介させていただいていますが、イチゴを苗にするには、いま実を付けているイチゴの株から親株を取る必要があります。
 
株から伸びてきた「ランナー」という、つるのような物が育って伸びてきて、ランナーの先に子株が出来て株に葉が生えてきます。
 
その子株が来年シーズンのイチゴの苗になっていくので、栄養素いっぱいの培養土を入れたポット(ビニールで出来た植木鉢)に子株をのせて、来シーズン必要となる苗を育てるための親株を用意します。
 

 
用意した培養土入りのポットを、今シーズンの苺の株の横に置き、ポットの土の上に置きピンを指して固定をします。
 
通常ならポットにランナーを刺してから、2~3週間ほどすれば子株から根が生えてきてポットに子株が定着し、その後、子株とランナーとを切り離して、来シーズンの親株として育てていきます。
 
うちの子株はまだ根が張ってきていないので、来週か再来週には切り離しが出来ると思います。
 

 
イチゴ農園でも春の陽気に誘われて雑草も元気に育ちつつあり、草かり作業も必要な状況になりました。雑草はアブラムシやうどんこ病などの害虫や病気をイチゴにうつすので、早めに作業を進めるように心がけたいと思います。
 

 
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ワンネスグループの奈良地区の依存症治療共同体(GARDEN、セレニティーパークジャパン、フラワーガーデン)のクライアントさんたちは、これまで毎週手伝いに来てくれていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でしばらくお休みになっています。寂しいですが、なるべく早い終息を祈りつつ、また来ていただけることを楽しみにしています。
 
クライアントさんたちのお手伝いが無いことを通じて、この作業は自分ひとりだけでは何も出来ないことを教えてもらえました。
 
 
依存症で苦しむご本人、ご家族の方へ。
 
自然の力や農作業、そして12ステッププログラムやエンカウンターグループなどを通して、仲間と楽しく過ごして依存症からの回復のサポートをさせていただきます。
 
こうして力を合わせながら、前向きに一緒に回復を楽しみながら歩んでいきませんか?
 
今回のレポートはこれにて、終了とさせていただきます。次回も宜しくお願いします。
 
 
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