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ワンネス財団活動ブログ

2020.07.05

新たな旅の始まりに ~ 女性施設 フラワーガーデンの卒業式 ~

今回の活動ブログは、依存症や生きづらさを抱えた女性たちのための治療共同体「フラワーガーデン」から。
 
スタッフの日下はるか が、先日行われたクライアントの卒業式をレポートします。
 

 
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7月に入り、今年もあっという間に半年が過ぎました。
新型コロナウイルスの影響で、自粛生活は新しい生活様式の始まりにつながり、様々な変化が起きています。
 
 
フラワーガーデンでは、クライアント一人ひとりが自発性を持ち、自分自身のリーダーであって欲しいと願い、クライアント主体で色々な物事を決めていくことを通して、新しいプログラムに取り組んでいます。
 
その流れのなか、先日、最初の大きなイベント「卒業式」が行われました。
 
フラワーガーデン9人目となる今回の卒業式から、新しい取り組みとして卒業生には「プレゼンテーション」を行ってもらうことにしました。自身が施設にて学んだこと、これからの自分の指針を他のメンバーたちの前で発表するというものです。
 

 
 
『好きなことをして生きていく』
 
今回卒業するクライアントによるプレゼンテーションのタイトルです。
 
 
スタッフからの指示や決まりは一切なく、彼女自身が本当に感じていて伝えたいことのみを発表してもらいました。
 
「こうでなければならない」の、ねば~ならない~の思考や、良い・悪いの思考に陥りやすい私たちでしたが、それは自分の持っている「力」に影がかかっている状態。
 
そのことで、本来的に自分たちが持っている特性や強みを活かしていくことには、まだ慣れていなかったり遠慮が出たりもします。
 

 
 
「自分はどんな存在か」「どんな自分でありたいか」「自分の存在意義は」・・・
 
誰かの頭を頼るのではなく、自分がやりたいことこそ正真正銘の自分自身。
 
卒業生のプレゼンテーションも、メッセージも、揺るぎない安定感と湧き出る自信をとても感じました。
 
 
わたしも自分の卒業式を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
 
卒業証書を貰ったときの感動は、何事もやり通すことが出来なかったわたしに取っては、生まれて初めて自分の為になにかを取り組んだ証です。
 
 
新しい旅路。
 
今後彼女の「ヒーローズジャーニ」の旅の始まりの場に立ち会えたことには、とても感謝しています。
 

 
 
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