2021.04.26
豊な人間関係との出会いが、生き直しのきっかけに。四国地方の少年院、更生保護委員会へ
先日は、四国少年院と四国地方更生保護委員会の訪問へ。
第一種の四国少年院は2011年に改装をされており、とても綺麗で穏やかな空間。
現在は20名程の少年たちが入院中。
日本中どこの少年院も入院者数は減少傾向にある。
帰住先がない少年もいるとのことで、
首席専門官や法務教官の方が「POWER TO THE PRISONERS(P2P)」の企画に大変共感を持っていただいた。
出張の楽しみの1つはご当地の名物にありつくこと。
香川といえばうどんということで、タクシーの運転手さんお勧めの店「麦蔵」へ。
かなり美味しかった。
その後、四国地方更生保護委員会へ
帰住地を探したり、仮釈放、仮退院の許可を下す、調整指導官、統括審査官の方が話を聞いてくださった。
どちらの方もワンネス財団の存在を認知してくれていて、以前仮退院の件で関わってくれたこともあったそうだ。
熱心な方々で、心強さを感じた。
こちらも帰住地がないケースもあるので、再犯防止の為に前向きな連携をとっていく話が出来た。
再犯をせずに社会復帰していくには、豊かな人間関係に出会い、築いていくことが大切だと考えている。
ワンネス財団にはその出会いがあることも強みの一つ。
その考えに同意してくれた統括審査官が
「良い関りがなければ、反省は生まれない」と話してくれた。
その言葉が胸に残っている。
次回は大阪定着と和歌山定着、和歌山刑務所へ
(ワンネス財団共同代表 伊藤宏基)
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