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ワンネス財団活動ブログ

2020.01.20

みんなで参加!季節を感じる「餅つき大会」

今回の活動ブログは、奈良・大和高田施設から季節の話題です。
 
薬物やアルコールなどの依存症回復支援施設「奈良GARDEN」スタッフの川端理之が、先日施設内で開催した餅つき大会の様子をレポートします。
 

 
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こんにちは。今回は奈良でのメンバーたちの取り組みを紹介していきたいと思います。
 
ワンネスグループでは、共同体がポジティブな雰囲気を創り出していくために、一体感が生まれる取り組みを大切にしています。
 
各施設では様々なイベントを年中行っていますが、先日、奈良GARDENとセレニティーパークジャパン奈良が合同で餅つき大会を行いましたので、その様子をレポートします。
 
 
当日は気温が低くて、メンバーたちは寒い寒いと言いながら建物の外に出てきました。しかし、餅つきが始まると、みんな大きな声で掛け声をしながら盛り上がっていました。
 

 
餅つきで難しいのは、杵が振り下ろされるまでの間に、餅が均一に仕上がるように周りを折りたたんでひっくり返す作業(こねどり)なのですが、みんなの掛け声から一体感が生まれ、自然とリズムを保つことができるようになっていきました。
 

 
餅をつく役割と、こねどりをする役割を交代しながら進めていったのですが、普段は消極的であまり前に出ることのないメンバーも他のメンバーに背中を押され、最初は恥ずかしそうにしていたけど途中からは笑顔になっていました。
 

 
このようなイベントがきっかけで「自分の殻を破った」というメンバーもいたように思います。本当はみんなで楽しみたいし、参加したいという気持ちがあるのだと思います。
 

 

(私も、そして共同代表の伊藤と三宅も参加しました)
 
この餅つき大会の企画は数か月前から練っており、たくさんのメンバーがこのイベントに携わってくれました。味付けの種類や、もち米の発注や必要な物の買い出し、タイムスケジュールを考えること、役割分担して取り組みました。
 
午前から始めた餅つきは、午後3時頃まで続き、70人前を超える餅がつきあがり、餡、きなこ、みたらし、ごま、大根おろしなどの様々な味付けを準備。さらには、お汁粉、ヨモギ大福、イチゴ大福まであり、クライアントから支援・事務系スタッフまでみんなで堪能しました。
 
 
 
自分たちで一から計画して材料を揃えて何かを作り上げるということには、目的を達成するという共通の意識があり、途中問題も生じるけどそれもあって出来上がったときの達成感や喜びは大きなものがありました。
 

 
人と共存することは煩わしいことや傷つくこと苦労もあるけれど、取り組み達成できたという結果が次のモチベーションに繋がり自信が持てるようになっていきます。
 
そして、自分が仲間や社会の中で必要とされている感覚や、誰かの喜ぶ姿を見て幸せを感じること、そういったことを感じることから希望を持って生きられるようになることを学べる機会となりました。
 

 
そして、感謝。
餅つきに必要な道具一式を、今回も地域の方に貸していただきました。
 
ワンネスグループの活動が地域の皆さまに支えられていることを、あらためて実感しました。
 
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