2016.05.25
依存症から、こんなに回復できる!真実のメッセージを東北へ。 東北キャラバン 今年もスタート
依存症から、こんなに回復できる!真実のメッセージを東北へ。
東北キャラバン 今年もスタートしました。
____________________________________
先週末土曜日の福島県郡山市、日曜日の宮城県仙台市を皮切りに、今年も「依存症を知るセミナー東北キャラバン」がスタートしました。ワンネスグループが各地で開催している啓発セミナーの雰囲気をそのまま東北各県でも開催したいとの思いから、3シーズン目を迎えました。
____________________________________
東北キャラバンでは「生きづらさから、生きやすさへ」という統一テーマを掲げています。なぜ、そこまで依存対象を使わなければならなかったのか、発言者個々の奥底にある心の問題と問題の解決までお伝えしたほか、地元弁護士の方や、ワンネスグループダイバージョンセンターの菅原直美弁護士から、生きづらさを社会問題の側面から語っていただきました。
____________________________________
私たちのセミナーは、単に「依存症とは?」と教科書的な知識を提供するものでも、単に当事者が経験を発表するものでもありません。そのようなセミナーは、すでに開催各地で幾度も行われてきたと思われます。
____________________________________
遠く離れた東北から、あえてワンネスグループ施設のある西日本(奈良、沖縄、名古屋)へと多くの利用者が訪れている事実。それは、今までの依存症回復支援には無い、新たな手法・新たな価値観を提供しているということが、インターネットや口コミなどを通じて伝わっているから。
____________________________________
私たちのセミナーは、依存症についての考え方、回復についての価値観の「新しい息吹」を少しでも各地に届けることを心がけています。
____________________________________
依存症についての知識、対象を使うことのデメリット、衝動が出た際の対処など。これらを学ぶことは必要ないとは言いませんが、もっと大切なのは自身の生きづらさを見つめ、言葉にし、それを元に心の成長を図っていく事だと考えます。
____________________________________
今回の郡山、仙台セミナーでは、依存症をきっかけに心の成長を手にしていく、その奇跡ともいえる真実の物語がメッセージされました。
地元福島出身で、何度も再飲酒しながらもついに回復への道のりを力強く歩み始めた、南城依存症ケアセンタースタッフの渡辺君。
命を落とす寸前で施設へ繋がり、今では苦しむ女性たちを手助けし、その経験をテレビや新聞を通じて堂々と伝えるまでになった、フラワーガーデンスタッフの井上さん。
____________________________________
それぞれが、単に依存対象を止めるだけではない、施設プログラムを通して新しい生き方を手にした、その道のりを話してくれました。二人の表情、態度、言葉のひとつひとつからは、
ワンネスグループが掲げる「マイナス10からプラス10への回復」が感じ取れました。
____________________________________
セミナーには依存症ご本人やご家族のみならず、行政担当者や相談支援を行われている方などにも参加いただき、「正直な話に、強く心を打たれた。深い話しが聞けてよかった。」「まさか、この人たちが依存症だったとは・・・。すごい回復ですね!」「依存を止めた後の、先の長い道のりの支援も必要だと感じました。」「また、東北まで来てください!」など声をかけていただきました。
なお、東北キャラバンは、この後、新潟市、八戸市、盛岡市で開催予定です。ワンネスグループのホームページでも詳細をお伝えします。
最新の記事
アーカイブ
月を選択