依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

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ワンネスグループ活動ブログ

2019.03.05

「生きづらさ」を知り「生きやすさ」で満たしていくために様々な取り組み

今回の活動ブログは、ワンネスグループが取り組む「生きやすさ」創造の取り組みの一部をご紹介。
 
ワンネスグループ本部スタッフ(依存症相談ダイアル担当)の真篠剛がお伝えします。
 

 
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依存症の経験者たちが主体となり活動するワンネスグループが、これまでもお伝えし続けてきた・・・依存症と生きづらさ。
 
大阪オフィスで毎月開催している「依存症を知るセミナー 大阪」においても、今年は全12回中の4回を使って、生きづらさについてお伝えします。(3月若者編・5月・発達障害編・8月女性編・11月男性編)
 

 
 
私自身の依存経験を振り返ってみると、「依存対象に触れる前や依存の渦中ではっきりと‘生きづらさ’を感じていたか?」というと、あったかもしれないのですが・・・ほとんど自覚して(向き合って)いませんでした。
 
周囲とのかかわりの中でなんとなく違和感はあり、苦しい。
 
自分にとって、その違和感から逃れるための依存行動だったので、生きづらさに向き合う前にのめり込んでいったのだと思います。
 
私は無理やり、生きやすさを演じていたのかもしれません。今思うと、苦しい生き方でした。実際、私が生きづらさについてはっきり認識したのは依存脱却プログラムを受け始めてからでした。
 
しかし、依存脱却プログラムを受けたからといって、すぐに生きづらさから解放されたわけではありません。むしろ、依存対象にのめり込む事でごまかせないので、強く生きづらさを認識するようになりました。
 
 
今は、「自分の生きづらさと共存している」という表現がしっくりくるように感じます。
 
こんな言い方をすると、夢も希望もないように誤解されるかもしれませんが、そんなことはありません。
 

 
 
自分の生きづらさを受け入れ知ることは、依存の引き金について知るだけではなく、自分の特質や強みについて知ることにも繋がりました。
 
問題解決の糸口や優先順位をつけることにも役立ち、結果的に「生きづらさ」を知ることで「生きやすさ」に繋がりました。
 
漠然と依存をやめると必死になっていた(=やめられなかった)頃には気づけなかったことです。
 
今回、ワンネスグループの施設利用者を対象に「生きづらさ」に関するアンケートを実施しました。
依存症当事者の抱えている生きづらさの種類・傾向と依存行為の関連について、各地のセミナーやキャラバンでもお伝えしていきたいと思います。
 
    
北海道・東北・中国四国地方では今年もキャラバンを開催します。
 
 
依存症からの回復の過程は、1)依存対象から離れる、2)依存の背景の認識、3)依存対象で満たしていた不健康な部分の修復、があります。
 
回復の継続を考える上で、特に3)の部分が大切です。
 
これはご本人だけでなく、ご家族の共依存からの回復にも共通しています。
 
 

 
昨日、ワンネスグループ大阪オフィスにて、ご家族を対象に「自力整体」のワークショップを開催しました。
 
参加前と参加後のそれぞれの身体の変化を、みんなで感じ、心地よく楽しみながらやりました。
 
誰でも自身の変化に気づくことは嬉しいものです。
 
回復の在り方は様々です。しかし、大切なことは自身の在り方を知り、変化に耳を澄まし気づいていくこと。
 
身体を動かしながら皆で回復の喜びを味わいました。
 
大阪オフィスでは今後もご本人向け、ご家族向けの様々な企画をしておりますので、どうぞお気軽にお問合せ・ご参加ください。