依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

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ワンネスグループ活動ブログ

2019.11.15

いくつになっても人生はやり直すことができる ~45歳から依存症を克服した本人の体験談~

今回の活動ブログは、ワンネスグループ沖縄施設から依存症経験者のメッセージを多くの方へ届ける取り組みについて。
 
動画配信サイト(YouTube)用の映像制作の様子を、担当スタッフの松井健二がレポートします。
 
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ワンネスグループ沖縄では、現在、依存症当事者による体験談を集めた映像を制作し、動画配信サイトYoutubeのワンネスグループチャンネル(依存症を知るチャンネル)から配信する企画を進めています。
 

(写真をクリックすると、依存症を知るチャンネルへ移動します)
 
その意図としましては、依存症の知識と理解をより多くの人々に広めることと、依存症当事者の生の声を通して、まだ依存症に苦しんでいる人々にとって「依存症は回復できる」という希望のメッセージを運ぶことにあります。
 
前回の私のブログでは、ギャンブル依存症当事者であり、現在はセレニティパークジャパン沖縄(南城依存症ケアセンター)のディレクターである島辺岳志の体験談動画を紹介させて頂きました。
 
※島辺の体験談についてはこちらをご覧ください → https://oneness-g.com/blog/archives/10187
 

 
 
今回、レポートさせて頂くのは、ワンネスグループ沖縄の施設のひとつである「沖縄GARDEN」のディレクターである泉圭介の依存症体験談です。
 
泉は現在53歳。かつては薬物とアルコールの依存症に苦しめられていました。
 
45歳の時にワンネスグループの奈良施設に入所し、そこから9年近く薬物やアルコールを使わない生き方を続けています。
 
が、それまでの道のりは辛く、苦しいものでした。
 

 
※泉の体験談動画はこちらをご覧ください → https://www.youtube.com/watch?v=–c6EQRlBTQ
 
 
泉は、10代の頃から薬物を使い始めていましたが、「自分は好きなようにやれている」と感じていたようです。しかし、次第に薬物の量を自分でコントロールできなくなり、刑事施設や精神科病院、そして施設などを転々とするようになります。
 
一時期は薬物をやめることができた期間もありましたが、「処方薬なら大丈夫だろう」「アルコールなら大丈夫だろう」というふうに、結局は他のものに依存していくという日々に逆戻りしてしまいました。
 
仕事と家の往復の日々のなか、彼は薬物や酒を使っている時こそが唯一の安らぎの時間でした。しかし、その行動をつづけていくなかで人間関係はどんどん失われ、生活は破綻し、精神的にも肉体的にも蝕まれていきました。
 
孤独と絶望にさいなまれる日々の中、一番頼りにしていた父親にも先立たれ、「ついに生きていくことがどうにもならなくなった」と実感したそうです。この経験が、彼が依存の問題に直面するきっかけとなりました。
 
その後、ワンネスグループの奈良施設へ入所し、回復の道を歩み始めることになります。
 
 
施設利用者時代の印象的だったエピソードを振り返った時、彼は「子供のように泣くことができたこと」を挙げていました。
 
もともと家族や友人にも相談したり、感情を伝えたり、弱みを見せたり、といった事がとても苦手だったといいます。その彼が、施設のメンバーの前ではありのままの自分を見せることができたのです。
 
そのようなプロセスを経て、「自分の感情を感じる、フタをしないこと」「感情を表現すること」の大切さを学んだといいます。
 

 
 
昔と比べると幾分かは和らいできましたが、未だに現代の日本社会でも、「男はメソメソしてはならない」「弱みを見せてはならない」「人にすぐ頼ったり、甘えたりするのは男のすることではない」という考え方が残っています。
 
また、中高年層は仕事一筋に生きてきた人が多く、定年後に何をしていいのか分からず、その空虚感を埋め合わせるために何らかの依存に溺れていく・・・という方がワンネスグループの施設にも実際にいらっしゃいます。
 
依存症からの回復という点でも、中高年の皆さんには大きな壁があると考えられます。
 
施設利用者で中高年の皆さんのなかには、ご自身の信念や生活習慣などが固まっている方が多く、若年層と比べてなかなか過去の生き方を手放すことが難しい傾向があります。
 
さらには「今から酒や薬物、ギャンブルを止めたって遅すぎるのではないか…」「施設にいる場合ではない。早く仕事をしないと就職先が無くなってしまう。」など将来を悲観して、回復へのモチベーションが高まらないという問題もあります。
 
 
しかし、今回のブログで紹介させて頂いた泉のように、「人生は何歳からでもやり直せる」のです。
 
泉は現在、ワンネスグループのスタッフとして精力的に活動し、多くの仲間やパートナーを得て、充実した日々を送っています。
 

 
 
諦めなければ、何歳からでも依存症からの回復は可能なのです。
 
泉だけではなく、ワンネスグループの施設には50代、60代の皆さんが実際に回復を続ける姿があり、かつての自身が望んだ仕事先では無いかもしれませんが就労をしている方も多くいます。
 
 
ワンネスグループでは、これからも依存症回復に役立つコンテンツを制作し、皆様にお届けしていく所存です。
 
ご興味のある方は一度お問い合わせ頂けたらと思います。
 
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◆ セレニティパークジャパン(奈良・沖縄・名古屋) 施設ホームページはこちらから!
(画像をクリックするとホームページに移動します。)

 
◆ セレニティパークジャパン沖縄 活動ブログ「ティーダカンカン」はこちら!
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