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ワンネス財団活動ブログ

2019.02.15

正直さに取り組む ~ 奈良GARDENのプログラムから ~

今回の活動ブログは、ワンネスグループの依存症回復支援のベースとなるプログラムのひとつをご紹介。
 
薬物やアルコールなどの依存症回復支援施設「奈良GARDEN」スタッフの川端理之が、‘シェアリング’というプログラムについてレポートします。
 

 
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今回は、奈良でのプログラムの取り組みを紹介していきたいと思います。
 
ワンネスグループでは回復に取り組む中で「TC」というものを欠かすことはできません。
 
TCとはTherapeutic Communityの略で治療共同体を意味し、メンバーはこの共同体の中で様々なことを学び、経験をして変化していきます。
 

 
 
先日参加した外部研修会において「依存症者に共通した特徴」の一部が、以下のように取り上げられていました。
 
1.自己評価が低く自分に自信が持てない
2.人を信じられない
3.見捨てられるのではないかという不安が強い
4.孤独で寂しい
5.自分を大切にできない
6.本音を言えない
 
依存症からの回復のためには、これらの問題と向き合って解決していくことが必要ですが、これら6つはどれも大きな問題で簡単に解決することはできません。
 
しかし、この中で突破口となる問題があり、それが6の「本音が言えない」です。
 
本音を言えるようになること。
 
正直な気持ちを安心して話せるようになることを徹底して取り組むことが、1から5の問題を解決してく突破口になります。
 
今回は、正直さに取り組むうえで欠かすことができない「シェアリング(分かち合い)」について紹介していきたいと思います。
 
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シェアリングとは、その人自身のなかで起きている問題について、「その問題によって自分がどのような状態になっているか」、「その問題をどうしていきたいのか」ということを信頼できるメンバーたちと一緒に話し合うものです。
 
他のメンバーの視点からの意見をもらうこともそうですが、自分の正直な気持ちを話すことで共感してくれる人がいることや、相手から大事にされているという感覚を養うこともできます。
 

 
 
正直さに取り組んでいくなかで、本音を言っても見捨てられないことを実感し、ありのままの自分を受け入れてもらうことで自分に自信を持てるようになり、同時に孤独や寂しさも和らぎ、人を信じられるようにもなります。
 
そうして自分を大切にできている感覚も生まれ、依存からの回復につながっていきます。
 

 
 
ただ、TCの新しいメンバーが「本音を言う」ことや「正直になる」ということは、最初から簡単にできることではありません。
 
どのようにして正直さを身につけていくのかというと、TCの文化にあるように思います。
 
TCの中には、すでに正直さに取り組んでいるメンバーが沢山います。
 
依存症で生きることがどうにもならなくなったという同じ経験を持つメンバーたちが、前を向いて自分を大切に生きようとしている姿勢から影響を受ける部分が大きく、そのようなメンバーが周りにいることが安全や安心を感じることにつながり、そして本音を話してみようという気持ちになっていきます。
 
話を聞いてくれる人、気持ちを伝えてくれる人がいるということは、ひとりではありません。
 
互いに尊重し支えあいながら回復の道を歩む共同体は成り立っています。
 
 
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依存症経験者が主体となり活動する「ワンネスグループ」だからこそお伝えできる内容。
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理解促進、早期発見・早期対処、予防を考える上での参考にもなります。
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