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2021.5.24

新たな成長支援カリキュラムとして「ホースセラピー・ホースコーチング」を導入。

「心身の回復とウェルビーイングな生き直し」を掲げ、依存・生きづらさ・刑務所や少年院出所者の生き直し支援を行う回復・成長支援団体 ワンネス財団 (一般財団法人ワンネスグループ|本部:沖縄県南城市|共同代表:伊藤 宏基、三宅 隆之)は、新たな成長支援カリキュラムとして、「ホースセラピー」及び「ホースコーチング」を導入しました。

ワンネス財団では、馬たちから得られる癒しや、馬との絆の深まりなどを通して心身の回復・成長を促し、自然と自己認識が深まり「気づき」が得られるカリキュラムを提供しています。

人生に課題や問題を持っている方の生き直しの原動力を生み出し、自分らしい居場所を見つけ、自立していくことをサポートしていきます。


■心身のウェルビーイングを高めるホースセラピー
大きくてやさしい瞳、艶やかで美しい肢体、その表情を眺めるだけで心が穏やかになる馬。馬は古くから人間との関わりが深く、かつては生活のパートナーでした。馬は動物の中でも特に情緒水準が高いといわれ、人との精神的な交流が可能です。

ヨーロッパ発祥のホースセラピーは、その方に内在するストレスを軽減し、自己肯定感を高めるなどの心理的効果が期待され、うつ病、不安、ADHD、行動障害、依存、トラウマ、摂食障害、健康障害、解離性障害、アルツハイマー病、認知症等に有効であることが研究によって明らかにされました。(※1)

体幹やバランス感覚の強化など、身体機能の回復効果も著しく高いと評価されており、医療や教育、スポーツレクリエーションの面で注目されています。

私たちは馬との共生を目指し、ホースセラピーが人と馬の新しい未来を描く一助になることを願っています。

▼ワンネス財団 ホースセラピー・ホースコーチング紹介ページ
https://oneness-g.com/horse/



■ワンネス・ホースセラピーに関わる専門家
東京農業大学農学部准教授 川嶋 舟

東京農業大学農学部准教授。獣医学博士。医療、福祉、教育などの領域で、動物を利活用する動物介在療法の研究に従事し、特に馬を介在動物として用い、社会復帰のための支援をする「乗馬療法(ホースセラピー)」を専門とする。さらに担い手が不足する農業分野と介護を受ける人の就労場所が不足する福祉分野とが連携することで新たな事業をつくり出す「農福連携」によって、就労での自立が困難な人のための働く場所をつくる就労支援プログラムの開発にも尽力する。

<メッセージ>
ホースセラピーは、古くから人間とともに活躍してきた馬の世話や乗馬を通じて、社会との関わりや自分らしい居場所を見つけるために必要なことについて「気づき」を得られるプログラムとして知られています。

今、ホースセラピーは、馬との関わりが深い世界中の地域で行われています。日本在来馬をはじめ、古来より、日常生活の中に馬がいた日本でも、様々なところで取り組まれるようになりました。

ホースセラピーは様々な呼ばれ方をします。時に「乗馬療法」などと呼ばれることもあるため、乗馬を中心としたプログラムであるとイメージされがちですが、実際には馬のブラッシングなどのお世話、厩舎の掃除、馬場のボロ(馬糞)取り、馬のエサづくりなど、馬とのふれあいすべてがセラピー活動に含まれます。乗馬に至るまでをしっかりと行うプログラムも少なくなく、作業療法の1つとして位置づけることができます。

ホースセラピーには、身体的な効果、心理的な効果、社会的な効果が期待できるとされ、実に幅広い方々が対象となります。これらを複合的に組み合わせて結果を得られることから、様々な生きづらさを抱えた方が、社会に居場所を作り、自立を目指すプログラにも効果的であると考えられています。

ホースセラピープログラムに定期的に参加することによって、身体的な障害がある方は日常生活でのQOLが向上したり、発達障害をお持ちの方が自分自身の理解を深められたり、また家族や周りの方との関係が改善されるなどの例が報告されています。

馬との関わりを通して学ぶことは実に多く、生きづらさを抱えている方だけでなく、今を生きるすべての方に心や身体、社会の中にある自分や他者への気づきがあり、生きやすくなるプログラムがホースセラピーといえるでしょう。

■ホースセラピーで期待できる16の効果(※2)

①信頼関係の構築力の醸成
ホースセラピーの第一歩は、馬を信頼し、そして自分自信を信頼すること。その経験は、他者を信頼できなくなったクライアントの心を癒し、新たな関係と信頼の構築に力を与えます。

②不安の軽減
馬との接触によって人の不安が低下することが研究によって明らかになっています。最初は怖さを感じる方も、専門家のサポートによって徐々に心を開いていきます。

③抑うつや孤立感の減少
抑うつは、仲間からの拒絶や孤立に起因すると言われています。無条件に受け入れてくれる馬と触れ合うことで、他者とのポジティブな関わりに踏み出す気持ちが生まれます。

④マインドフルネスの実践
ホースセラピーにおいて、クライアントは「今、ここ」に存在し、心静かに、自分の内側に意識を向け、完全に没頭することを学びます。


⑤自尊心の向上
自然の中で、競争的ではない、評価の伴わないプロジェクトに取り組むことで、自信や自尊心が向上し、新しいことにチャレンジする力が育まれます。

⑥衝動のコントロール
馬と落ち着いてコミュニケーションをとることで、感情認識、感情/衝動の調節、セルフコントロールのスキルが養われ、過敏性、焦燥感を軽減し、協調性を向上させます。

⑦自己効力感の向上
チャレンジングで目標が明確な活動における成功体験は、イニシアチブや課題解決力を養い、自己効力感を向上させ、様々な物事に前向きに取り組む力を与えます。

⑧ポジティブなアイデンティティの醸成
馬とセラピストが作り出す場で過ごすことで、次第に「自分は受け入れられている」と実感するようになり、馬との絆から自己認識やアイデンティティも肯定的なものへと変化していきます。


⑨コミュニケーション力の向上
大きな動物とうまくコミュニケーションをとる方法を学ぶことで、直感力、自分の心地の良い場所から一歩踏み出す力、そして忍耐力が養われます。

⑩自然と共に成長
新たな方法での自然との関わりによって、自然の美しさを体感し、喜びやつながりの感覚を発見したり、取り戻したり、新しい視点で自然を捉えるようになります。

⑪自己受容
馬との関わり方は人それぞれだと学び、他者と自分を比較することをやめて自分の内側に生まれる心地よさに焦点を当てるようになることで失敗への不安は軽減され、自己受容感が高まっていきます。

⑫ソーシャルスキルの向上
馬とポジティブな関係性を築くことで、互恵的な社会の一員として生きていくことに必要なコミュニケーション、フィードバックの受け取り方、イニシアチブなど他者との結びつきを学びます。


⑬アサーティブネス(自他を尊重した自己表現)の獲得
大きな動物と向き合うことは怖さを伴いますが、このことがクライアントにしっかりとダイレクトに自分の思いを相手に伝える方法を学ぶ機会を与えます。

⑭安心できる領域の実感
馬との間に築かれる健康的で、安全で、尊重し合える関係が、支配や対立といったトラウマ的な対人関係を経験したクライアントに癒しをもたらします。

⑮創造性と自発性の醸成
創造的で自発的で遊びの要素を持つホースセラピーは、感情的な抑圧、硬直、落ち込みに苦しむクライアントの自発性、創造性、遊びを楽しむ力を回復させます。

⑯新たな視点と与える喜びの獲得
世話などを通して馬と思いやりの関係を築くことで、社会や家庭以外の場で愛着の持てる居場所を獲得し、葛藤や否定的な感情、くり返し沸き起こる不安を脇に置いて、安全で思いやりのある関わり合いに注意を向けることができるようになります。

<参照>
※1:https://note.com/oneness_g/n/nee6157906db3
※2:https://www.psychologytoday.com/us/blog/helping-kids-cope/201903/equine-assisted-therapy-unique-and-effective-intervention



■一般財団法人ワンネスグループ概要

ワンネス財団は、ウェルビーイングの理論に基づいたカリキュラムにより、精神疾患や様々な障害、各種依存、触法者など様々な生きづらさを抱えた人々の孤独の解消と自己実現を支援する専門機関です。

女性専門支援やゲームを始めとする未成年の依存、家族の支援、ひきこもり支援など、対症療法的な福祉の枠組みを超え「生き甲斐を持って、人生を生き直すことのできる社会」を目指しています。

・法人名:
一般財団法人ワンネスグループ(ワンネス財団)
・HP:
https://oneness-g.com/
・拠点:
<グループ本部>
沖縄県南城市玉越船越218-1
<奈良本部>
奈良県大和高田市東中2-10-18
<大阪本部>
大阪市住之江区南港北2-1-10
<名古屋本部>
愛知県名古屋市千代田4-11-10
・グループ共同代表:
伊藤宏基 / 三宅隆之

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