
2026.08.19
阪南病院・吉田病院へご挨拶に伺いました
堺市の阪南病院、奈良市の吉田病院へご挨拶に伺いました。
今回は、ワンネス財団の共同代表・三宅とともに、ワンネス財団の取り組みや、精神科病院と連携して私たちにできる生き直しの応援について、ケースワーカーの皆さまとお話をさせていただきました。

ワンネス財団では、これまで精神科病院から多くの方を受け入れてきた実績があります。
そして、僕自身もその中の一人でした。
5年前、僕は大阪の精神科病院からワンネス財団につながり、「生き直す」きっかけをもらいました。
何度も入院を繰り返しても、ずっと同じ場所にいるような感覚があり、自分が抱えていた生きづらさは、なかなか解消されませんでした。
そんな僕が、今は誰かを応援する側に立っています。だからこそ、僕には「自分と同じような境遇にいる人を助けたい」という思いがあります。
長く精神科病院に入院していた僕だからこそ、伝えられることがある。
当時の自分が必要としていたものだからこそ、今、誰かに届けられるものがある。そう信じています。
精神疾患のある方の中には、退院後の生活の中で服薬管理が難しくなったり、自己判断で服薬を中断することで症状が悪化してしまったりするケースもあります。
私たちは、入所された方の服薬管理を支援するとともに、必要に応じて通院にも同行し、地域での生活を継続していくためのサポートを行っています。
また、依存問題や触法行為があり、措置入院等を経て、退院後の生活に支援が必要な方についても、受け入れや生活支援が可能であることをお伝えしました。
今回の訪問で特に大切にしたのは、「医療の領域に踏み込むのではなく、福祉の立場だからこそできることは何か」という視点です。
医療には医療の専門性があり、福祉には福祉だからこそ担える役割があります。
ワンネス財団には、元当事者だからこそ理解できることがあります。そして、自分自身の経験を活かして寄り添えることがあります。
病院での治療を終えた後、その人が地域でどのように暮らしていくのか。服薬や通院だけではなく、生活そのものをどう整えていくのか。
そして、社会とのつながりをどう取り戻していくのか。
その先の「地域での暮らし」において、ワンネス財団だからこそできる生き直しの応援があるのではないかと考えています。
今回いただいたご縁を大切にしながら、精神科病院と福祉がそれぞれの専門性を活かして連携し、一人ひとりが地域の中で、その人らしい生活を送ることができるよう、生き直しの応援をこれからも考え続けていきたいと思います。
そして、5年前の僕がそうだったように、「もう一度、生き直してみよう」と思えるきっかけを、一人でも多くの方に届けていきたいと思います。
阪南病院、吉田病院の皆さま、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
奈良GARDEN スタッフ 世古口大毅
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