ワンネス財団では、依存症啓発や再犯防止、生き直しに関するテーマで、
これまで数多くのフォーラムやセミナー、シンポジウム、相談会、予防教育などを行ってきました。
財団の自主事業だけではなく、自治体、学校、各種団体、企業などからも講演会や勉強会の講師依頼をいただいております。
ワンネス財団スタッフの強みは、単に依存経験者という側面だけではなく、
・公認心理師や精神保健福祉士などの国家資格を持ち当事者支援を行っている経験
・年間約5,000件にものぼる電話、メール相談の経験
・ファミリーグループやインタベンション(介入)など家族に対する支援経験
・行政などに対する依存対策の提言経験
など、様々な経験によって、依存問題を単に教科書的な知識で捉えない点にあります。
これまでのセミナー等の開催実績を踏まえ、これからの問題に対処するため、
皆さまからご依頼いただければ、財団スタッフを派遣いたします。
コロナ禍の影響を受け、オンラインでの対応も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
自治体 ご担当様
現在、都道府県レベルではアルコールやギャンブルについての依存症対策推進計画の策定が進んでいます。
より多くの住民にとって「依存症を正しく理解する」ことや「早期発見、早期対処、再発予防」につなげるためには、計画が実効性をもって実践されることが重要です。
ワンネス財団のスタッフには依存経験者や家族の経験者が数多く勤務しており、支援者の立場と経験者の立場の両面から依存問題を語ることが可能です。
また、依存経験者の多くが幼少期の虐待や経験、いじめを受けた経験を持つことから、依存問題以外の社会的課題とリンクした話題も提供することができます。
過去に頂いた依頼例(一部)
・市役所職員向けギャンブル依存勉強会での講師
・地方議員向け依存症勉強会での講師
・教職員向け研修会でのゲーム依存講演の講師
・県主催の薬物依存症関連セミナーでのパネリスト登壇
・市役所主催の人権啓発セミナーでの講師
・地域の依存症支援者向け研修会での講師 など
学校 ご担当者様
従来から行われている薬物乱用防止教室のみならず、アルコールやギャンブルについても予防的観点での学習機会が必要です。
問題ある依存は誰しも陥る可能性があることや、のめり込みの背景などを知ることは、依存についての偏見をなくす人権教育としての意味合いもあります。
ワンネス財団では2005年の設立当初から中学校や高校を中心に授業や集会の場にお招きいただき、経験を交えた分かり易い依存症講演を提供してきたほか、最近では小学生向けの授業でゲーム依存のお話をすることや、大学でも授業やゼミ研究の一環で伺うことも増えてきました。単に「ダメゼッタイ!」や「依存の怖さ」について一方的にお話することはありません。学校内のいじめ防止、クラスメイトとのつながり、愛などを双方向で分かち合うことを大切にしています。
過去に頂いた依頼例(一部)
・中学校、高校などでの薬物乱用防止教室の講師
・ゲーム依存やギャンブル依存についての予防教育
・道徳授業や保健体育授業の一環でのゲスト講師
・総合的な学習の時間での研究協力、放送部や新聞部などの取材協力
企業 ご担当者様
企業にとって従業員は「人財」ともいえる、大切な存在です。
しかし、メンタルヘルスの悪化により依存状態が悪化し、休職や退職に至るケースが時折見られます。
その中には、社内窃盗や横領、対外的に被害を与えるなど、従業員個人の責任に留まらない事態へ発展することもあります。
また、依存状態にあると対象(アルコールやギャンブルなど)の事ばかり考えているので、パフォーマンス低下や社内での人間関係悪化につながり、企業にとっても大きな損失です。
企業のメンタルヘルス対策への関心が高まる中、社内における依存予防セミナー開催のニーズも高まっています。
ワンネス財団の依存回復支援施設を利用される方の大半は、入所に際してご家族が関わっていますが、ご本人の勤務先上司の方からの意見がきっかけになっているケースもあります。
企業内のラインケアに依存対策の知識を取り入れることも重要です。
過去に頂いた依頼例(一部)
・経営者団体で企画された依存勉強会での講師
・工場内管理職者向けアルコール依存講座での講師
・企業の社会貢献を検討するための研究会での講師
・運送業者の社内研修会での依存セミナー講師 など
各種団体 ご担当者様
過去に頂いた依頼例(一部)
・各地の社会福祉協議会が開催する研修会での講師
・地域の福祉団体主催の研修会での講師
・保護司会、更生保護女性会などでの講演
その他も、各種団体様から様々なテーマでスタッフ派遣のご依頼をいただいています。