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ワンネス財団活動ブログ

2016.09.21

この度厚生労働大臣並びに那覇市長より民生委員・児童委員の委嘱を正式に受け活動していくこととなりました。

依存症治療共同体ワンネスグループの大切な活動の一つである予防教育。
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これまで沖縄で様々なセミナーや学校での講演を重ねてきたワンネスプグループ沖縄代表の忠臣が、この度正式に那覇市より民生委員・児童委員の委嘱を受けて活動していくこととなりました。
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それに対する所信表明のメッセージです。
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この度厚生労働大臣並びに那覇市長より民生委員・児童委員の委嘱を正式に受け活動していくこととなりました。
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アディクションによって自分の人生がどうにもならなくなり失った魂。
依存症治療共同体ワンネスグループで矢澤代表と出会い、新しい人生を「生きる」道にシフトしてもうまもなく7年が経とうとしています。
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そして、ちょうど1年前に私には“ビジョン”と呼べる生きる指針ができました。
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それまでアディクションの渦からはなんとか解放されましたが、生きる意味を探すことや自我、欲望、ネガティブな感情に支配され、新たに何かを手にすることで幸せを手に入れようとしている自分がいました。
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結果、沢山のものが手に入り生活は豊かになっていきました。
住む家、生活に必要なお金、趣味を充実させる道具、バイクや、車、パスポートを取得し海外旅行にも行きました。
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確かにその一瞬は満足するのですが、しばらくすると、心のどこかで「何かが違う。何かが足りない」と感じ、その「足りない何か」を埋めるために必死に「ないもの」を探すことを繰り返していましたが、結局何年も見つけることはできませんでした。
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それがようやくこの“ビジョン”が見つかってからは、今までより苦しくても辛くてもそれを見据え行動することで希望が持て、前に進む力がどんどん湧いてきたのです。
さらにありがたいことに、それまで以上に私を助けてくれる人が増えたのです。
自分の中で足りない何かとはこれだったのかもしれないと思いました。
それからようやく自分自身、心から真の回復を手に入れたと感じることができました。
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この現代社会の中で明確な生きる指針がありそこに向け人生を邁進していくことのできる人は多いでしょうか?少ないでしょうか?それを手に入れたことで私は幸せを感じる心を手に入れました。
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“ビジョン”に向かって時には上方修正、下方修正していきながらその方向に進んでさえ行けば良いのです。そうしていくことでたくさんの人が支え助けてくれます。
今回の民生委員並びに児童委員の委嘱を受けたことも到底一人では成し得なかったでしょう。
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さらなる人生の大きな“ビジョン”に向けともに助け合える仲間と今、目の前にあることに真剣に向き合う。
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人はそれに「社会福祉」や「地域貢献」といったような名前をつけるかもしれません。
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ただ私にとってそれはアディクションの渦で一度失った命を、また、魂を、依存症治療共同体ワンネスグループを通して、多くの人たちの支えをいただきながらもう一度開花させる「自分の人生を生きる」ということなのかもしれません。
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依存症治療共同体ワンネスグループ沖縄代表 佐藤忠臣