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2024.4.26

【九州地区】【4月開催レポート】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇

こんにちは!今回は那覇で行われたワンネス財団のセミナーに参加してきました。

テーマは「セルフケアと感情の管理」。ワンネス財団は依存症や精神疾患を持つ方々の「生き直し」をサポートする活動をしているんです。

このセミナーでは、ウェルビーイングを高めるために、支援者や家族がどうやってセルフケアを実践し、楽観的な考え方を身につけるかを学びました

 

 

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テーマ: セルフケアと感情の管理

 

1. 悲観的な出来事の理解

まず、悲観的な出来事について考えることから始めました。みんな、自分が経験した悲観的な出来事を紙に書き出し、その出来事に対するネガティブな捉え方を記入しました。具体的な感情や思考を明確にすることで、自分の気持ちを整理できるんですよね。

 

2. 楽観的な視点への変換

次に、その悲観的な出来事をどうやって楽観的に捉え直すかを考えました。

例えば、「この出来事から何か学べた!」とか、「これは一時的なことで、これから良くなるはず!」といったポジティブな視点を見つける練習です。

みんなでこうした練習をすることで、ネガティブな思考をポジティブに変換する方法を学びました。

 

3. グループでの共有とフィードバック

それからグループに分かれて、お互いに書き出した内容をシェアしました。

フィードバックをもらうことで、新しい視点を得ることができて、さらにポジティブに捉え直すことができました。仲間からの励ましやアドバイスは本当に心強いものです。

5月pic01

4. セルフケアとしての実践

最後に、この方法を日常生活でどう活用するかを考えました。今後も同じようにセルフケアを続けていくことで、毎日のストレスや困難にうまく対処できるようになります。具体的なプランを立てることで、実践しやすくなりますよね。

 

参加者のフィードバックと体験

ワークショップの後、参加者全員で自分の体験をシェアしました。例えば、職場でのストレスフルな出来事にどう対応したか、家庭内のトラブルにどう対処したかなど、それぞれの経験を話し合いました。こうしたシェアタイムは、お互いの経験から学べる良い機会です。

 

セルフケアの重要性

そして、何より大切なのは、自分自身を大切にすることです。

楽観的な視点を持つことで、日常生活のストレスや困難を乗り越える力が養われます。

自分自身が健康で幸福であることが、他の人を支援する上でも重要なんです。

 

5月那覇セミナー02


開催概要:
【テーマ】
2024年4月5日(金) 沖縄・那覇 14:00~17:00

【日程】
2024年4月5日(金) 14:00~17:00

タイムテーブル:
関わり方ワークセッション 14:00~15:00 ※13時30分受付
当事者体験談 15:10~15:40
個別相談会 16:00~17:00 ※相談会のみの参加も可能です

【会場】
沖縄県総合福祉センター 東棟503研修室(沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1)

【参加費】
無料

【主な内容】
コミュニケーションと支援の重要性
支援の成功には、効果的なコミュニケーションが欠かせません。特に依存症の当事者に対しては、以下のポイントが重要です。

相手の話を聞く: 支援者はまず、当事者の話に耳を傾けることが求められます。相手を理解するためには、積極的に話を聞く姿勢が大切です。
無理をしない: 支援者自身が無理をしすぎると、継続的な支援が困難になります。自分の限界を理解し、無理のない範囲で支援を行うことが重要です。
信頼関係の構築: 支援の効果を高めるためには、当事者との信頼関係を築くことが必要です。これにより、支援の質が向上し、当事者も支援を受け入れやすくなります。
セルフケアの重要性
支援者自身のウェルビーングを保つことも重要です。自分自身が健康で幸福でなければ、他者を効果的に支援することは困難です。例えば、飛行機の酸素マスクの説明のように、まずは自分のマスクを装着してから他者の支援を行う必要があります。

クラフトプログラム
セミナーでは、依存症支援プログラム「クラフト」も紹介されました。クラフトは、当事者のコミュニティ(家族、友人、職場など)との関係を強化し、円滑なコミュニケーションを図るためのトレーニングを提供します。このプログラムは、当事者との対立を避け、支援者自身のスキルを向上させることを目的としています。

クラフトの主な特徴は以下の通りです。

コミュニティの強化: 当事者を取り巻く環境の強化。
コミュニケーションスキルの向上: 効果的な関わり方のトレーニング。
依存症の軽減: 当事者の依存行動を減少させるアプローチ。

このセミナーでは、依存症支援のための具体的な方法とウェルビーングの重要性について学んでいきます。
支援者自身の健康を保ちながら、当事者との信頼関係を築き、効果的なコミュニケーションを図ることが、依存症からの回復を促進する鍵となります。
ワンネス財団の取り組みは、その実践的な方法を示し、多くの人々の支援に役立てていけるよう、共に歩んでいきます。

【対象者】
福祉関係者、市町村の福祉課、支援者やご家族、家庭問題に悩む方、ウェルビーイングに関心がある人、心理カウンセリングや支援プログラムに興味がある人

【登壇者】
西村陽介(NLPマスタープラクティショナー/ワンネス財団ディレクター)
玉城記(カウンセラー)

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