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2024.8.31

【九州地区】【5月開催レポート】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇

今回のワークセッションの目的は、依存症やメンタルヘルスの問題に直面している方々に対して、どのようにポジティブな行動を評価し、効果的な褒め言葉をかけるかを考えることでした。このプロセスを通じて、参加者が当事者との関係を改善し、より良い支援を提供できるようになることを目指しました。

ワークセッション

ワークセッションは、参加者に最近の出来事を振り返ってもらうことから始まりました。まず、参加者に以下の問いかけを行いました。

•最近、あなたの支援対象者(家族やクライアント)が行ったポジティブな行動は何ですか?

•その行動に対して、どのような言葉で褒めることができますか?

参加者は、それぞれが直面している状況に基づいて、具体的な行動とそれに対する褒め言葉を考え、紙に書き出しました。このプロセスを通じて、参加者が普段あまり気に留めないような小さなポジティブな行動にも目を向けることができるようになりました。

実践的な例とディスカッション

その後、参加者同士で自分が考えた褒め言葉をシェアし、ディスカッションを行いました。このディスカッションでは、他の参加者からのフィードバックを受けることで、自分の考えた褒め言葉がどのように相手に伝わるかを再確認することができました。

 

例えば、ある参加者は「最近、アルコールを控える努力をしている夫に対して、毎晩早く帰宅するようになったことを『今日は早く帰ってきたね、ありがとう』と褒めた」というシナリオを共有しました。他の参加者からは、「その一言が、夫の行動をさらにポジティブに変えるきっかけになるかもしれない」というフィードバックがありました。

ワークの効果と参加者の反応

このワークセッションを通じて、参加者の多くが、依存症やメンタルヘルスの問題に直面している当事者に対して、ポジティブな行動を認め、褒めることの重要性を再認識しました。また、このセッションは、参加者同士が同じ悩みを共有し合い、支え合う場ともなりました。

ある参加者は、「普段はあまり気に留めていなかったけれど、こうして具体的に考えると、どんな小さなことでも褒めることができるんだと気づいた」と感想を述べていました。このように、ワークを通じて新たな視点を得た参加者が多く見られました。

これから

このワークセッションの成功を受けて、私たちは今後も同様のセッションを継続していく予定です。依存症やメンタルヘルスの問題に向き合う家族や支援者が、より効果的な支援を提供できるよう、私たちも引き続きサポートしてまいります。

もし、このワークセッションについてさらに詳しく知りたい方や、次回のセッションに参加を希望される方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事は、セミナーで行ったワークセッションの内容をもとに作成しています。ご質問や追加の情報が必要な場合は、お気軽にご連絡ください。


開催概要:
【テーマ】
【8月開催】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇

【日程】
2024年8月9日(金) 14:00~17:00

タイムテーブル:
関わり方ワークセッション 14:00~15:00 ※13時30分受付
当事者体験談 15:10~15:40
個別相談会 16:00~17:00 ※相談会のみの参加も可能です

【会場】
沖縄県総合福祉センター 東棟503研修室(沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1)

【参加費】
無料

【主な内容】
コミュニケーションと支援の重要性
支援の成功には、効果的なコミュニケーションが欠かせません。特に依存症の当事者に対しては、以下のポイントが重要です。

相手の話を聞く: 支援者はまず、当事者の話に耳を傾けることが求められます。相手を理解するためには、積極的に話を聞く姿勢が大切です。
無理をしない: 支援者自身が無理をしすぎると、継続的な支援が困難になります。自分の限界を理解し、無理のない範囲で支援を行うことが重要です。
信頼関係の構築: 支援の効果を高めるためには、当事者との信頼関係を築くことが必要です。これにより、支援の質が向上し、当事者も支援を受け入れやすくなります。
セルフケアの重要性
支援者自身のウェルビーングを保つことも重要です。自分自身が健康で幸福でなければ、他者を効果的に支援することは困難です。例えば、飛行機の酸素マスクの説明のように、まずは自分のマスクを装着してから他者の支援を行う必要があります。

クラフトプログラム
セミナーでは、依存症支援プログラム「クラフト」も紹介されました。クラフトは、当事者のコミュニティ(家族、友人、職場など)との関係を強化し、円滑なコミュニケーションを図るためのトレーニングを提供します。このプログラムは、当事者との対立を避け、支援者自身のスキルを向上させることを目的としています。

クラフトの主な特徴は以下の通りです。

コミュニティの強化: 当事者を取り巻く環境の強化。
コミュニケーションスキルの向上: 効果的な関わり方のトレーニング。
依存症の軽減: 当事者の依存行動を減少させるアプローチ。

このセミナーでは、依存症支援のための具体的な方法とウェルビーングの重要性について学んでいきます。
支援者自身の健康を保ちながら、当事者との信頼関係を築き、効果的なコミュニケーションを図ることが、依存症からの回復を促進する鍵となります。
ワンネス財団の取り組みは、その実践的な方法を示し、多くの人々の支援に役立てていけるよう、共に歩んでいきます。

【対象者】
福祉関係者、市町村の福祉課、支援者やご家族、家庭問題に悩む方、ウェルビーイングに関心がある人、心理カウンセリングや支援プログラムに興味がある人

【登壇者】
西村陽介(NLPマスタープラクティショナー/ワンネス財団ディレクター)
玉城記(カウンセラー)

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