【九州地区】【7月開催レポート】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇
このセミナーは、那覇で行われたワンネス財団主催のウェルビーイングに関するイベントです。ワンネス財団は「生き直し」をテーマに、依存症や精神疾患を持つ方々の社会復帰を支援しています。今回のセミナーでは、「コミュニケーションを変える」をテーマに、暴力の理解、暴力のサインの見つけ方、安全な対応方法について学びました。
テーマ: コミュニケーションを変える
1. 効果的なコミュニケーションの理解
まず、効果的なコミュニケーションについて理解することが大切です。言葉だけでなく、非言語的なシグナルや行動も含めて、どのように相手に伝わるかを考えます。
参加者は、様々なシナリオを通して、どのように自分の意図が伝わるかを一緒に考えました。意外と見過ごされがちな非言語的なシグナルも、コミュニケーションの大切な部分なんですよね。
2. 誤解を避けるためのポイント
次に、コミュニケーションにおいて誤解を避けるためのポイントを学びました。例えば、クリアなメッセージを送ること、相手のフィードバックをしっかり受け取ることなどが重要です。
具体的なシナリオを使って、参加者はこうしたポイントを実践する練習をしました。これにより、日常生活でも誤解を減らし、円滑なコミュニケーションを実現する方法を学びました。
3. コミュニケーションの改善を続ける
効果的なコミュニケーションを続けるためには、日々の実践と見直しが必要です。セミナーでは、具体的な改善策を立て、どのように日常生活でコミュニケーションを改善していくかを考えました。
参加者は、自分自身のコミュニケーションスタイルを振り返り、改善点を見つける時間を持ちました。これにより、より良いコミュニケーションを続けるための具体的なプランを立てることができました。
参加者のフィードバックと体験
ワークの後、参加者たちは自身の体験をシェアしました。職場でのコミュニケーションの改善や、家庭内での誤解を減らすための取り組みなど、それぞれの経験を話し合いました。お互いの経験を共有することで、新たな気づきや学びが得られました。
開催概要:
【テーマ】
コミュニケーションを変える
【日程】
2024年7月5日(金) 14:00~17:00
タイムテーブル:
関わり方ワークセッション 14:00~15:00 ※13時30分受付
当事者体験談 15:10~15:40
個別相談会 16:00~17:00 ※相談会のみの参加も可能です
【会場】
沖縄県総合福祉センター 東棟503研修室(沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1)
【参加費】
無料
【主な内容】
「依存症や精神疾患を抱える人々の支援におけるコミュニケーションの大切さ」をテーマにセミナーを開催しました。このセミナーには多くの支援者が参加し、和やかな雰囲気の中で有意義な時間を過ごしました。
コミュニケーションの重要性
今回、講師を務めた西村が、言葉だけでなく身振りや表情といったノンバーバルコミュニケーションの重要性が語られました。言葉以外の要素を活用し、信頼関係を築く方法が強調されました。
具体的な事例紹介
講師は支援現場の具体例を紹介し、コミュニケーションの難しさと大切さを説明しました。利用者同士の誤解から生じるトラブルの例を通じて、実践的な対応方法が学べました。
最後には、具体的な支援の方法についての解説がありました。積極的傾聴や家族のケア、相手の動きを真似ることで安心感を与える方法など、すぐに使える実践的なテクニックが紹介されました。参加者は支援スキルを向上させるヒントを得ました。
このセミナーでは、依存症支援のための具体的な方法とウェルビーングの重要性について学んでいきます。
支援者自身の健康を保ちながら、当事者との信頼関係を築き、効果的なコミュニケーションを図ることが、依存症からの回復を促進する鍵となります。
ワンネス財団の取り組みは、その実践的な方法を示し、多くの人々の支援に役立てていけるよう、共に歩んでいきます。
【対象者】
福祉関係者、市町村の福祉課、支援者やご家族、家庭問題に悩む方、ウェルビーイングに関心がある人、心理カウンセリングや支援プログラムに興味がある人
【登壇者】
西村陽介(NLPマスタープラクティショナー/ワンネス財団ディレクター)
玉城記(カウンセラー)