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2024.6.18

【九州地区】【6月開催レポート】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇

6月那覇セミナー01このセミナーは、那覇で行われたワンネス財団主催のウェルビーイングに関するイベントです。ワンネス財団は「生き直し」をテーマに、依存症や精神疾患を持つ方々の社会復帰を支援しています。今回のセミナーでは、「安全第一」をテーマに、暴力の理解、暴力のサインの見つけ方、安全な対応方法について学びました。

テーマ: 安全第一

1. 暴力とは何かの理解

まず、暴力について理解することが大切です。暴力と聞くと、殴る蹴るなどの身体的な攻撃を思い浮かべるかもしれませんが、実はそれだけではありません。言葉での脅しや物を壊す行為も立派な暴力です。

参加者は、様々なシナリオを通して、何が暴力に当たるのかを一緒に考えました。意外と見過ごされがちな言動も、実は暴力だったりするんですよね。

6月那覇セミナー04

2. 暴力のサインを見つける

次に、暴力がエスカレートする前にそのサインを見つけることが重要です。例えば、「いい加減にしてくれ!」や「黙れ!」といった言葉、または拳を握りしめたり、部屋を歩き回るなどの行動も、暴力が始まる前のサインです。

具体的なシナリオを使って、参加者はこうしたサインを見つける練習をしました。これらのサインを見逃さないことで、早めの対応が可能になります。

 

3. 安全な対応を練習する

もしも暴力に直面した場合、どのように安全を確保すれば良いのでしょうか?セミナーでは、いくつかの具体的な方法を学びました。例えば、避難用のカバンを準備しておくこと、逃げ場所を確保すること、DV相談場所を知っておくことなどです。

参加者は、自分自身がどのように行動すれば安全を保てるかを具体的に考える時間を持ちました。これにより、緊急時に冷静に対応できる準備が整います。

6月那覇セミナー02

 

4.参加者のフィードバックと体験

ワークの後、参加者たちは自身の体験をシェアしました。職場での高圧的な言動への対応や、家庭内での暴力にどう対処するかなど、それぞれの具体的な状況に応じた対応策を話し合いました。お互いの経験を共有することで、新たな気づきや学びが得られました。

 

5.セルフケアの重要性

支援者自身が健康で幸福な状態であることも、とても重要です。楽観的な視点を持つことで、日常生活のストレスや困難を乗り越える力が養われます。自分自身を大切にすることで、他者を支援する際にもより良いサポートができるようになります。

 

 

6月那覇セミナー03

 

 


開催概要:
【テーマ】
【6月開催】支援者とご家族のための ウェルビーイングな関わり方セミナーin那覇

【日程】
2024年6月10日(金) 14:00~17:00

タイムテーブル:
関わり方ワークセッション 14:00~15:00 ※13時30分受付
当事者体験談 15:10~15:40
個別相談会 16:00~17:00 ※相談会のみの参加も可能です

【会場】
沖縄県総合福祉センター 東棟503研修室(沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1)

【参加費】
無料

【主な内容】
コミュニケーションと支援の重要性
支援の成功には、効果的なコミュニケーションが欠かせません。特に依存症の当事者に対しては、以下のポイントが重要です。

相手の話を聞く: 支援者はまず、当事者の話に耳を傾けることが求められます。相手を理解するためには、積極的に話を聞く姿勢が大切です。
無理をしない: 支援者自身が無理をしすぎると、継続的な支援が困難になります。自分の限界を理解し、無理のない範囲で支援を行うことが重要です。
信頼関係の構築: 支援の効果を高めるためには、当事者との信頼関係を築くことが必要です。これにより、支援の質が向上し、当事者も支援を受け入れやすくなります。
セルフケアの重要性
支援者自身のウェルビーングを保つことも重要です。自分自身が健康で幸福でなければ、他者を効果的に支援することは困難です。例えば、飛行機の酸素マスクの説明のように、まずは自分のマスクを装着してから他者の支援を行う必要があります。

クラフトプログラム
セミナーでは、依存症支援プログラム「クラフト」も紹介されました。クラフトは、当事者のコミュニティ(家族、友人、職場など)との関係を強化し、円滑なコミュニケーションを図るためのトレーニングを提供します。このプログラムは、当事者との対立を避け、支援者自身のスキルを向上させることを目的としています。

クラフトの主な特徴は以下の通りです。

コミュニティの強化: 当事者を取り巻く環境の強化。
コミュニケーションスキルの向上: 効果的な関わり方のトレーニング。
依存症の軽減: 当事者の依存行動を減少させるアプローチ。

このセミナーでは、依存症支援のための具体的な方法とウェルビーングの重要性について学んでいきます。
支援者自身の健康を保ちながら、当事者との信頼関係を築き、効果的なコミュニケーションを図ることが、依存症からの回復を促進する鍵となります。
ワンネス財団の取り組みは、その実践的な方法を示し、多くの人々の支援に役立てていけるよう、共に歩んでいきます。

【対象者】
福祉関係者、市町村の福祉課、支援者やご家族、家庭問題に悩む方、ウェルビーイングに関心がある人、心理カウンセリングや支援プログラムに興味がある人

【登壇者】
西村陽介(NLPマスタープラクティショナー/ワンネス財団ディレクター)
玉城記(カウンセラー)

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