【第15回 作田明 最優秀賞を受賞】|ウェルビーイングが低くメンタルヘルスに課題を抱える人たちを支援するワンネス財団
ウェルビーイングが低くメンタルヘルスに課題を抱える人たちの孤独の解消と自己実現を応援する専門機関 ワンネス財団 (一般財団法人ワンネス財団|奈良県大和高田市、沖縄県南城市他|共同代表:伊藤 宏基、三宅 隆之、泉 圭介)が、2024年8月31日、第15回 作田明 最優秀賞を受賞したことをお知らせいたします。
公式ページ:http://www.sakuta-akira.com/
第15回 作田明賞 受賞者
最優秀賞:一般財団法人ワンネス財団
優秀賞 :一般財団法人かがやきホーム
優秀賞 :城之内庸仁 氏
- 審査員
尾崎 康 氏(弁護士)
作田 美緒子 氏(作田明記念財団代表理事)
髙野 覚 氏(医療法人社団明雄会理事長)
高野 隆 氏(弁護士)
飛松 五男 氏(飛松実践犯罪捜査研究所代表)
浜井 浩一 氏(龍谷大学大学院法務研究科教授)
平岡 秀夫 氏(弁護士・第88代法務大臣)
正田 泰基 氏(日本保険医療大学講師)
丸山 久美子 氏(聖学院大学名誉教授)
吉永 みち子 氏(作家)
- 共同代表:三宅隆之のコメント
「審査の際、先生方から『ウェルビーイング』や『ポジティブ心理学』という言葉が何度も出され、私たち財団の生きなおしの応援が本質的であることを実感し、誇りに思う瞬間でした。これまでの受賞者の方々が、様々な立場で更生に向き合ってこられた歴史に、私たちの名前を刻むことができたことに感謝しています。
ウェルビーイングベースの活動へ舵を切った創業者・矢澤祐史の想いを、私たち財団のメンバーが日々体現しながら、施設を訪れる出所者や出院者、生きなおしを望む人たちへと伝えていきます。この受賞は、財団のすべてのメンバーや、応援してくださるすべての方々のおかげです。
設立から20年目に入るこのタイミングでの受賞を励みに、今後もお互いに応援し合う文化を大切にしながら、生きなおしを望む人々が増え、ウェルビーイングの概念が地域から世界へ広がることを目指してまいります。」
作田明賞について
作田明氏は、約30年間にわたり精神科医や犯罪学者として活動し、多くの犯罪者や非行少年の臨床的研究に携わってきました。その中で、厳罰化の傾向が強まる現状に強い危惧の念を抱くようになり、犯罪や非行が増加も凶悪化もしていないにもかかわらず、誤った先入観や偏見に基づく法律の改正や重い判決が増えていることに懸念を示しています。
作田氏は、犯罪や非行を減少させるためには、予防・防止だけでなく、犯罪者や非行少年の矯正・更生が重要であり、それには温かく愛に満ちた家庭教育や、生徒をよく理解し受容する学校教育、やり直しのきく地域社会が必要だと考えました。また、人権を尊重した明るく民主的な社会の形成が極めて重要であるとも考えています。
こうした考えに基づき、犯罪・非行の防止と矯正・更生に尽力する個人や団体を表彰し、その活動を称え、励ますために、作田氏が私財を投じて「作田明賞」を創設しました。
公式サイト:http://www.sakuta-akira.com/
ワンネス財団の活動について
ワンネス財団は「孤独の解消と自己実現」を掲げ、ウェルビーイングが低くメンタルヘルスに課題を抱える人たちの心身の回復とその後の成長(生きがいを持った生き直し)を支援する専門機関です。刑務所内教育や、出所者・出院者のためのライフキャリアスクールの運営、事業開発を通した卒業後の雇用の創出までをカバーすることで、誰もが自分らしく生きられる社会を創っています。
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