
2026.09.04
施設卒業を前に「自分の人生を生きる」ための新たな一歩
もうすぐ、奈良GARDENの施設を卒業する人がいます。
卒業後は奈良を離れ、新しい場所で生活を始める予定です。
奈良を離れる前に、亡くなったご親族が暮らしていた家の近くへ一緒に行き、静かに手を合わせました。
その姿を見ながら、この一年のことを思い出していました。
一年前の本人は、とてもネガティブな状態にあり、「苦しい」という思いを抱えることもありました。
そこからの一年は、決して順調なことばかりではありません。
気持ちが揺れる日も、立ち止まる日もありました。それでも、そのたびに話をし、一緒に考えながら歩いてきました。
そして今、本人は少しずつ「自分の人生を生きよう」としています。
誰かに決めてもらうのではなく、自分でこれからを考えようとしている。その姿を見られたことが、何より嬉しく感じました。
卒業は、生き直しの終わりではありません。ここから先は、本人自身の人生が続いていきます。
うまくいかない日があっても、この一年を歩いてきた経験は、きっと本人の中に残っているはずです。
奈良を離れ、新しい場所へ向かう本人へ。
ここから、自分の人生を、自分の足で歩いていってほしいと思います。
一般社団法人GARDEN スタッフ 太田聖亜
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