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『知ることは、防ぐこと。知ることは、解決への一歩』を全国へ！～依存症を知るセミナー四国地区（徳島・高知）で初開催～

ワンネス財団活動ブログ

2017.01.29

『知ることは、防ぐこと。知ることは、解決への一歩』を全国へ！～依存症を知るセミナー四国地区（徳島・高知）で初開催～

依存症治共同体ワンネスグループの各拠点地域を中心に定期開催している「依存症を知るセミナー」が、先週、徳島と高知で初めて開催され、地元にお住まいの依存症本人や家族、福祉関係者などの皆さまにご参加いただきました。

今回は、‘依存症と生きづらさ’をテーマに、ワンネスググループ共同代表の三宅隆之と、本部スタッフで依存症相談ダイアル担当の真篠剛が、依存についての疑問を詳しく解説しました。

問題が起こると分かっているのに、なぜ依存対象を手放せないのか？

せっかく依存が止まったのに、なぜ再び使用してしまうのか？

本人も家族も他者へ相談することに、なぜ大きな壁を感じるのか？

これらの背景には生きづらさがあり、生きづらさを生きやすさへ変えていく行動が必要であること、そして変化を可能にするためには専門家のサポートが必要であることについて、二人の経験やワンネスグループ各施設の利用者に向けたアンケート結果などを交えてお伝えしました。

依存症治療共同体ワンネスグループの「依存症を知るセミナー」は、依存症当事者としての立場やカウンセリングスキルを手にしている専門職としての立場から内容を考え、また、海外団体との連携を通して新しい回復支援の枠組みを導入し続けている立場、アウトリーチから就労支援、継続的な回復支援など包括的に依存症問題へ取り組む立場として、様々な話題を提供しています。

開催する各地域では、行政、医療機関、または民間団体の皆さんがすでに様々な依存症対策に取り組まれています。多様な解決策のひとつとして、私たちの「依存症を知るセミナー」を捉えていただければ、との思いで開催しています。

依存症治療共同体ワンネスグループは今年、北海道で初の「依存症を知るセミナー」を開催。３月、７月、１１月の３度に分けて全道７都市を巡回。毎年開催している東北キャラバンでは、５月に山形で初のセミナーを予定しています。

依存症の解決策を、知るということの大切さをお届けできれば。そして、本人も家族も、依存症の苦しみからできるだけ早く抜け出すことができれば。願うことなら、依存症になることを未然に防ぐことができれば。各拠点のスタッフは全国各地を精力的に駆け回りセミナーを開催します。ぜひ、私の地域でもとお考えの方は、是非ご連絡をお願いします。