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ワンネス財団活動ブログ

2016.09.09

【依存症治療共同体ワンネスグループ相談ダイヤル】に掛かってきた助けを求める一本の電話。

【依存症治療共同体ワンネスグループ相談ダイヤル】に掛かってきた助けを求める一本の電話。
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『数ヶ月前に息子が薬物使用をしている形跡を発見し、それを息子に問いただしたところ、話をはぐらかされ、その態度に私たちも気が動転し息子に詰め寄ってしまった。さらに先日も薬物使用の形跡を発見し、もちろん薬物使用経験のない私たちが見ても、明らかに豹変している息子の前でどうすることもできずに途方に暮れている』とのこと。
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ネットで検索し依存症治療共同体ワンネスグループを見つけられ、
「もう私たちではどうすることもできないので、なんとか息子を助けてください」とのご相談でした。
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話を聞いていくと、一刻の猶予も辞さない状況。すぐに“ファミリーインタベンションセンター”に緊急の案件として繋ぎました。
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そしてすぐさまご家族に「インタベンション(介入)」について説明をし、その決心をしていただきました。
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その後、依存症治療共同体ワンネスグループの奈良から2名、名古屋から1名の薬物経験のあるインタベンショ二ストが、
まさに使用している可能性がある現場へと向かいました。
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突然の我々の訪問に動揺している彼に対して落ち着いて状況を説明すると、「状況は理解したけど、家族の前で話せない」とのことで、場所を移しての介入となりました。
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最初はうそぶいていた彼でしたが、自分たちがまず過去の経験を話していくうちに、ゆっくりと自分のことを話し始めてくれました。
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止めなければと思っていたが止められなかったこと・・・大学生の時に初めて使用し一旦止めていたが1年ほど前から継続的に使用していたこと。
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働いている会社にはご家族から休職届けを提出してもらい、本人の回復に向けた環境調整を連携しながら進めていくことで、本人も向き合う決心をしてくれました。
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その後、残っている雑務があるという彼の職場に向かい、最後の仕事をしてもらいました。
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「いずれは逮捕されるかも・・・」とずっとビクビクしながら、両親とも形跡を発見されてからはギクシャクし、会社でも無断欠勤をしたりしていた自分を、このままではダメだと思っていたとのこと。
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最後は自分の口から、
「依存症をしっかりと治療していきます」と話してくれました。
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今回のケースは相談ダイヤルへの最初の電話から1週間。
どのような案件も、依存症治療共同体ワンネスグループは迅速に対応いたします。
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なぜなら、回復が可能だからです。
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私たちは決して諦めません。
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そして過去自分たちがしてもらったように、新しい仲間を救い出すためにはどんなことでもいたします。
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1週間で熊本、奈良、愛知と続いた連日のインタベンション。
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繋がってくれたことに感謝します。