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ワンネス財団活動ブログ

2016.09.06

依存症治療共同体ワンネスグループ新人女性アプレンティス(スタッフ研修生)が矯正施設教育で出会った少女たちへの思いと気づき

依存症治療共同体ワンネスグループの大切な役目である刑務所や矯正施設への依存症教育指導。
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今回、最近アプレンティス(スタッフ研修生)になった女性スタッフが、初めてその場に参加をし、その空気を直接感じてきました。
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終了後の彼女の報告です。
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『初めての体験を前に感情は、楽しみ 不安緊張、そして感謝…。
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今回の教育現場である「交野女子学院」に着くと、想像していた矯正施設と言うより、私も何度か入院したことのある精神病院の様な雰囲気。
中に入ると10代と思われる少女たちが数人ずつに分かれ、行進をしている姿、番号を点呼している声。
それを見た瞬間、なぜか胸が熱くなり、目頭まで熱くなりました。
その時の感情は、悲しみ、愛しさ、あとはただショックもあったと思います。
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授業が始まり、少女達の目を見て、1人1人の表情を見て、数分後私の自己紹介をする時には感極まり、抑えていた涙が溢れてしまいました。
私自身の薬物人生の始まりもこの頃でした。やり直せるならほんとは、薬など使わずに生きたかった。20年という長い間、薬を使い続け、大切な人、時間、お金・・・沢山の物を失ってきました。どうか人生を諦めないで。
心の中は、伝えたいこと、それから話したいことがたくさん浮かび、そして自分に今何が出きるだろう・・・と。
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「20年間奇跡的に逮捕歴もない。」
と話したらどんな反応が出るかな?と思いながら発言をしました。その言葉に少女の1人から、
「私もそんな裏技があるなら、そうして使いたいと思った。」
と言われてドキッとしました。
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私にも過去そんな人がいて
「どうやったら、捕まらずに使い続けられるの?」
とよく聞いていたからです。
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今回はここで終わりましたが、その思いへの答えを次回伝えようと思います。
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「単に運が良かっただけ・・・?ではなく、回復になかなか繋がれなかったのだから運が悪かったと思います。」
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今、依存症治療共同体ワンネスグループに繋がったことで、私は大きな人生の転機にいて、でもほんとは過去いつでも人生の転機にいたんだと思えた1日でした。
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私自身、依存症治療共同体ワンネスグループで回復に繋がり、ここで過ごしている生活を苦しいとか早く出たいと思っていた時、それを乗り越えるために支えてくれたたくさんの人たちがいます。
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そして、「薬を使っていた頃に戻りたくない。」と思え、その行動が取れるようになるまですごく時間もかかりました。
倒れそうになっても踏ん張ったり、泣いたり、身動き出来なくなったり・・・。
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今は彼女達の少しの希望になれたら・・・。と思いつつ、依存症治療共同体ワンネスグループで自分が変わり続け、いつか彼女たちの支援が出来るような人になりたい。と思いました。
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参加させて頂き、ありがとうございました‼
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とのことでした。