
2025.09.25
ワンネス財団20周年記念カンファレンス キーノートセッション「生きがいと生きる」レポート

創立から20年。ワンネス財団は「孤独の解消と自己実現」を掲げ、更生支援や依存症脱却支援など、“生きなおしの応援”に取り組んできました。延べ1,500名を超える人々の歩みに寄り添う中で、浮かび上がったキーワードが「生きがい」です。
9月23日に大阪市内で開催した記念カンファレンスから、本日はキーノートセッションのレポートをします(文:三宅隆之/ワンネス財団共同代表)
20周年を迎えた今、「生きがいと生きる」をテーマにしたキーノートセッションでは、社会の第一線で挑戦を続ける方々がそれぞれの“生きがい”を語り合い、これからの私たちに問いを投げかけました。

魂が震える瞬間を生きる(矢澤祐史)
ワンネス財団創業者の矢澤祐史は、「生きがいとは魂が震える瞬間に出会うこと」と語りました。 日々の意図をもって生きる大切さを強調し、人材育成や組織開発、雇用創生への情熱を語りました。強いつながりを持った仲間たちと共同体をつくり、ともに幸せに生きること自体が生きがいだと位置づけています。

竹あかりで世界を照らす(池田親生)
竹あかり作家・池田親生氏は、「竹あかりを通して世界平和の一翼を担いたい」と熱く語りました。
仲間と家族のような絆を築き、美しい竹あかりを灯すことで人々をつなぎ、平和への希望を広げたいとしています。サミットや被災地での竹あかり展示が生む一体感は、国や言語を超えるメッセージそのものです。

人生を丸ごと愛する(高橋ゆき)
高橋ゆき氏(株式会社ベアーズ副社長/YeeY取締役CBO)は「生きがいは毎日そのもの」と語ります。
「あなたの人生を丸ごと愛してください」というメッセージを掲げ、喜びも悲しみも含めて人生すべてを愛する姿勢を大切にしてきました。竹あかりのワークショップを通じても、緊張感と集中を味わいながら“マインドフルネス”な体験を届けています。

「心の平和」から世界へ(安倍昭恵)
安倍昭恵氏は「私は“使ってください”という気持ちで生きてきた」と語り、近年は意図を持つことの大切さを感じていると話しました。
「どんな人でも変われると信じている。心の中の平和こそが世界平和につながる」とのメッセージに、会場は深く頷いていました。
セッション途中で、奈良県三宅町の森田浩司町長に飛び入りでご登壇いただきました。その中で森田町長は、子どもたちと一緒にワクワクする町づくりを実践していると紹介しました。「かっこいい大人が増えれば、子どもも未来にワクワクできる」と語り、距離の近い人間関係を活かした町の挑戦を共有いただきました。

会場に広がった“光”と“問いかけ”
登壇者それぞれの「生きがい」は、役割、表現、日常の愛、そして心の平和という形で表現されました。
竹あかりのように、一人ひとりが灯した小さな光が集まり、大きな希望となる。そんな実感が会場を包んだ時間でした。
まとめ
ワンネス財団20周年の節目に行われたこの対話は、「生きがいは特別なものではなく、日常やつながりの中にある」ことを改めて示しました。
あなたにとっての“生きがい”は何ですか?
ぜひこの問いを胸に、日々の暮らしを振り返ってみてください。
次回は、アカデミックの立場から「生きなおし応援」を捉えたパネルディスカッションの様子を報告します。
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