2016.11.30
【ワンネス出版から新刊が発売】依存症治療共同体ワンネスグループからの子どもたちへのメッセージを絵本に込めて
依存症治療共同体ワンネスグループは、これまでも依存症当事者の回復やご家族の病気への理解を深めていただくための啓発活動の一環として様々な海外の良質な書籍を翻訳してまいりました。
そして今回、大きな目標の一つであり、これまで日本ではありそうでなかった“依存症の親”を持つ子供たちに向けた絵本を、しかも同時に2種類を皆様にお届けすることができました。
◆1冊目は、
「パパはわたしがすきだけどパパはびょうきだよ」
クラウディア・ブラック=著
小塚 由紀=訳
2160円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=109120821
Amazon
https://goo.gl/YFGQxN
【内容紹介】
著者はアメリカのソーシャルワーカー、社会心理学博士であり、アダルト・チャイルド概念の生みの親と言われ、また家族システムとアディクション(依存症・嗜癖)研究についての第一人者であり、精神科領域での専門家からも広く支持を受けています。
そんな彼女からのメッセージ・・・最初にこの絵本を書いたとき、子どもたちが経験していることから勇気づけ守ってくれる術が全くないことに心を痛めていました。家の中で起こっていることを理解する地図を広げ、それが彼らのせいではないこと、一人ぼっちではないこと、わかって助けてくれる人がいることを伝えたいと思いました。それらが伝われば、問題と向き合って人生を前へと進む力になると私は強く信じています。
【目次】
・第1章 いぞんしょう
・第2章 わたしたちの気もち
・第3章 かいぜん
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2冊目は
「家族のSOS!依存症がやってきた」
マージ・ヒーガード=著
和田 淳史=訳
1620円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=109121222
Amazon
https://goo.gl/KCJW2J
【内容紹介】
家族の誰かがアルコール、薬物、ギャンブル依存症を抱えると、他の家族全員も影響を受けます。
この絵本は6歳から12歳の子供たちが依存症の問題を持った家族に向き合う際に生じる問題を理解し対応できるように手助けする方法を、親、カウンセラーや他の専門家たちに提供しています。
絵を描くプロセスは、子どもたちが自分の中に抑圧された不安や困難な感情を適切な方法で解決する手助けをします。気づきとコミュニケーションはポジティブな変化をもたらす最初の一歩です。
【目次】
・Ⅰ 変化を起こす
・Ⅱ 依存症を理解する
・Ⅲ 依存症についての感情
・Ⅳ 難しい感情を表現する
・Ⅴ 問題を解決していく
・Ⅵ 自分のケアをしていく
私たち依存症当事者にとって、家族の再生はとても大切なテーマです。
依存症治療共同体ワンネスグループの利用者の方たちにも幼い子供がおられるケースは非常に多くあります。
その子たちにとって、親が依存症と言われても理解することは非常に困難です。もっと言えば、依存症から回復するために施設に行くなどということもなかなか通じないと思います。この本はそのような家族にとっての癒しの一つになると私たちは確信しています。依存症治療共同体ワンネスグループはこれからも止まることなく、皆様に解決策を提供し続けてまいります。
依存症者のご家族の皆さんに手に取って頂きたい一冊です。「依存症という問題の概念」、「依存症に対する家族の反応」、「依存症者本人に対する家族の対応」などをアルコール依存症を例にして書かれたガイドです。アルコール以外の依存症にも十分参考になる内容です。是非、ご購入を!
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【ワンネス出版・Amazonから販売している書籍のご紹介です】
◆「共依存症 他人に振りまわされる人たち」
メロディ・ビーティ=著 村山久美子=訳
1,620円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=93991166
Amazon
https://goo.gl/GoYkWl
<レビューから抜粋>
* 共依存症と聞くと、悪いイメージしか浮かばなかったです。どういう状況が、どう自分自身に影響しているのか?が分かりやすく例を挙げながら書かれていました。他人は変えられないことを、知ることができました。読みやすく、とても良い本だと思います。
* 私自身が共依存症と知り、どうすればよいのか、どう問題と向き合えばよいのかわからずにいたところにこの本を目にしました。周囲の人たちにはなかなか理解されにくい部分も、この本に共感を覚えたのと同時に、これからは「自分を愛していく」ということに目を向けたいと思わされました。
* 自分自身が依存症という病気でもあり、ギャンブルや親、誰かや何かに依存しないといられない、どうにも自分が空っぽな感覚がずっとぬぐえなかった。それを自尊心の面や、感情を抑圧してきた面から説明されると納得できる部分がすごく多かった。抑圧して、出してはいけないと思いっていた色々な内面の感情、出来事を自分自身が解放させてあげる、すぐには変わらないかもしれないけれど、気づくことがあった本でした。
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◆「共依存症12ステップへのガイド」
メロディ・ビーティ=著 稲江実=訳
1,728円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=93988470
Amazon
https://goo.gl/mCveUv
<レビューから抜粋>
* 12ステップの1から順に、いろんな方の体験談を交えながら、12ステップを解説している本です。体験談だけでなく、読み手に対する質問もあったりと、12ステップの勉強には便利だと思います。読んでみると自分に当てはまる事柄もあったりして、分かりやすく読めました。用語解説や、ステップごとに区切られてるので、勉強にはピッタリだと思います。
* 自分が普通だと思っていたことが、共依存だとは思いませんでした。境界線を自分でしっかり引くことが生きやすさに繋がること。それを実践してゆくためにはどのようなことに向き合い、取り組んでゆけば良いのかわかりやすく丁寧に書いてあります。
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◆「いつも他人にふりまわされる人のための366個の言葉」
メロディ・ビーティ=著 川口 衆=訳
2,160円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=97678818
Amazon
https://goo.gl/9lhjie
<レビューから抜粋>
* 毎日読むという習慣。当日のその日だけの分を読んでいくと、読んでいる間は、自分が落ち着けて安心できる。日々の生活で、あたりまえ、普通、無意識でやっていたことに、意識を向けていくことができます。
* 同じ著者の別の書籍をベースにしたものらしいのですが、1日に約1ページの文章が、毎日日替わりで変わっていて、本を読むのが苦手な私にもストレスなく読むことが出来ています。内容も、自分に対する癒しや共依存症に関係するものなので、心に響く言葉があったりして、ついつい明日の内容が気になり、見てしまうこともあります。他の関連書籍とも並行して読めるので、手軽に共依存症について学べる書籍ではないでしょうか?
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◆「12ステップのスポンサーシップ -どうやればうまくいくのか-」
ハミルトン・B=著 小塚 由紀=訳
1,728円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=97686737
Amazon
https://goo.gl/0uZusN
<レビューから抜粋>
* 率直的な感想は、質問形式で分かりやすかったです。スポンサーシップの取り方やスポンサーとの12ステップの取り組み方、スポンサー目線の疑問点なども書いてあり、これからも分からないことがあったときに読み返せる本だと思います。
私自身もスポンサーシップの取り方がいまいち分からなかったこともありましたが、この本を読んでみると色々な視点から解説していてとても参考になりました。これから、スポンサーを探す方、スポンサーになった方、12ステップを取り組む方、すべての人にお勧め出来る本だと思います。
* 特にスポンサーとして、スポンシーに各ステップをどのように手渡していけば良いのかというところで、疑問や迷いがありましたが、この本を読んで明確な方向性と具体的な方法がわかりました。さらに自分自身の回復にも効果があり、12ステップについて理解を深めることができました。
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◆「ファミリー・リカバリー -依存症を乗り越えて成長する家族-」
マーリーン・ミラー&テレンス・T・ゴースキー=著 川口 衆=訳
756円(税込)
ワンネス出版
http://www.oneness-publishing.com/?pid=108690636
Amazon
https://goo.gl/4xmlbG
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ワンネスホームページ ワンネス出版 http://www.oneness-publishing.com/
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一般財団法人ワンネスグループ
代表理事 矢澤祐史
http://www.oneness-g.com/
<矢澤祐史公式サイト> http://oneness-yazawa.com/
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