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仲間たちとの関わりの中で回復のノウハウをバトンのように受け渡し、お互いがお互いを癒し支えていく。依存症治療共同体ワンネスグループ「ＴＣ(治療共同体)」プログラム」

ワンネス財団活動ブログ

2018.03.21

仲間たちとの関わりの中で回復のノウハウをバトンのように受け渡し、お互いがお互いを癒し支えていく。依存症治療共同体ワンネスグループ「ＴＣ(治療共同体)」プログラム」

こんにちは。依存症治療共同体ワンネスグループ奈良ガーデンの川端です。

今日は奈良での仲間達のプログラムの取り組みを紹介していきたいと思います。

依存症治療共同体ワンネスグループでは回復に取り組む中でTCというものを欠かすことはできません。

TCとは「Therapeutic Community」の略で治療共同体を意味し、メンバーはこの共同体の中で様々なことを学び、経験をして変化していきます。

◆依存症の回復には当事者の仲間同士の支え合いが有効かつ重要です。ワンネスグループでは、アメリカのアミティという施設から治療共同体というメソッドとそのプログラムを学んで取り入れています。

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＜他にはないワンネスグループの「依存症」回復支援プログラム＞

ワンネスグループでは、TC（＝治療共同体）をベースに様々なプログラムを提供しています。⇒「回復プログラム」

⇒仲間との分かち合いで過去が癒され依存症回復へと繋がる。「段階別グループワーク」

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⇒楽しみながら依存症回復に取り組むことが本来の自分を取り戻し、新しい自分を創造していくことの原動力になる。ヨガプログラム

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⇒自分自身と向き合い、仲間と繋がることで回復に繋がっていく。回復支援プログラム「ギャザリング」

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⇒本音を話すことで自分と繋がる・癒されていく。エンカウンターグループ・プログラム

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依存症によって様々な問題を引き起こしてきた人達の共通の特徴として、自分の行動に責任を取らない生き方をしてきたというものがあります。

自分勝手で周囲の人を傷つけてでも依存行為が止まらない。孤独で人との繋がりを感じることができなくなっていました。

治療に繋がりTCの中で役割を持ち、その活動に貢献していくことで自分が必要とされる人間であることや、責任ある行動をとることで健康的な生き方を身につけていきます。

学ぶことも、癒されることもTCの中で体験していき変化していけるように、メンバーは自分がTCの一員であることを自覚し、自分達でTCをポジティブな雰囲気を創っていけるように活動しています。

奈良ガーデンでは、そのTCの中で起こる問題を解決していくための会議を週に一回プログラムの一環として行っています。

今回議題として挙げられたのは、新しいメンバーが増えてきたけれども、その新しいメンバーが各プログラムの意味や、TCの中での細かなルール等わからないことが多すぎる。

世話役のメンバーやスタッフがきちんと説明できていないのでは？という意見や、新しいメンバーもわからないことは自分から聞いていくことも大切だということや、特定のメンバーにだけ任せるのではなく、他のメンバーも新しいメンバーを気にかけて関わっていない状況に寂しさを感じるという意見があり、それぞれ自分ができることを改善していく話し合いができました。