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ワンネス財団活動ブログ

2019.04.10

地域の方々との繋がりを大切に ~奈良GARDENにラーメン屋がやってきた~

今回の活動ブログは、回復支援施設と地域の方々との接点について。
 
薬物やアルコールなどの依存症回復支援施設「奈良GARDEN」スタッフの川端理之が、就労支援団体によるラーメン試食会についてレポートします。
 

 
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ワンネスグループは依存症回復支援施設として活動していく上で、地域の方のご理解と支えがあって今に至ります。
 

 
 
今回はその地域の方々との関わりの一部をご紹介させていただきます。
 
グループ各施設に入所したメンバーたちは自立を目指して日々自分と向き合い、自分を変化させることに取り組んでいます。
 
施設でのプログラムの最終段階にあるのが「就労プログラム」。日中は近隣の企業等で短時間の仕事に就いて、社会復帰を目指していくというものです。
 

※ワンネスグループホームページ 「依存症回復支援施設・相談拠点のご案内」から
https://oneness-g.com/facility/index.html
 
 
就労プログラムの働き先はメンバー自身で探していく必要があるのですが、中には依存症以外の精神疾患等を重複して抱えているメンバーもいます。
 
地域にはそのような課題を抱える方の就労支援をしてくださる団体があり、その支えもあってメンバーは自立に向かって歩みを続けることができています。
 
その支えになってくださっている団体のひとつが、今後雇用創生を目的とした移動式のラーメン屋を展開していくことになり、今回、試作段階のラーメンをワンネスグループ奈良施設にて振舞ってくださいました。
 

 
 
支援団体職員の方と就労支援を受けているワンネスグループのメンバーとの二人で来られて、一所懸命にラーメンを作ってくださいました。
 

 
 
ワンネスグループ奈良施設のメンバーたちもこの機会を楽しみにしていて、皆おいしいと話しながら笑顔になっていました。
 


 
 
その光景を見ながら思ったのは、「働くということは誰かが喜んでくれることや、ありがとうと言ってくれる人がいる」ということ。
 
仕事を通じて収入を得ることはもちろん大切なことですが、それ以上に誰かの役に立てているという社会貢献の感覚を得られることが、自分の充実感につながっていくということを改めて考えさせられる機会になりました。
 
施設に入所し依存脱却の道のりを始めたメンバーたちは、今までは支えてもらいっぱなしの人生だったけれど、自分と向き合うことを経て、今後は誰かの役に立てるような生き方ができるようになり、社会に貢献できていることで居場所を感じられるようになってほしいと願います。
 
なお、今回来てくださった移動式ラーメン屋の名前は「麺吉本舗」で、今後展開されるということなので、街で見かけたら是非食べてもらえればと思います。
 

 
 
地域の皆さまとの支え合いがあって、回復のリレーを続けていけることに感謝しています。
 
 
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依存症経験者が主体となり活動する「ワンネスグループ」だからこそお伝えできる内容。
依存の苦しみ、依存脱却に必要なこと、今日一日を生きる姿。
 
理解促進、早期発見・早期対処、予防を考える上での参考にもなります。
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