2025.03.07
生きなおし応援「奈良モデル」を目指して
奈良県内の更生支援連携プロジェクト(あしかプロジェクト)、第9回研修会を奈良地方法務合同庁舎の会議室をお借りして開催しました。
当プロジェクトは、令和2年冬に奈良県内の福祉施設、出所者等雇用企業、弁護士、県地域生活定着支援センターが連携してスタート。
メンバー同士が密接な繋がりをもって、罪を犯さなくてもよい人生の支援を実践し、ワンネス財団奈良本部はプロジェクト事務局を担っています。
今回の研修会は、奈良保護観察所、奈良地方検察庁、奈良少年院、奈良県福祉医療部をはじめ、県内で更生支援に関わる各機関・団体の皆さま、更には現役の大学生もゲストにお迎えしました。
プロジェクト内の月例会にて過去に検討を行った事例を改めて発表。その事例を用いてより重層的な支援をみんなで考えるグループワークを実施。
「断らない支援」の世界観を共有しました。その後、ワンネス財団からは、生きなおし応援のひとつ、就労支援について最近の好事例をお伝えしました。
仲間がいること。これは生きなおしにとても大切な要素です。
支援者側はどうでしょうか?ひとつの事例を共に深めることで繋がりが生まれ、そこから生きなおし応援の力や選択肢の拡がりが生まれるのではないでしょうか。
更生支援連携の「奈良モデル」とも言える、あしかプロジェクトの価値観を感じて頂けたことを、皆さまの感想から確信しました。
ご参加頂きました皆さま、そして開催協力頂きました奈良保護観察所の皆さまに感謝申し上げます。
ワンネス財団共同代表 三宅隆之
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